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November 17, 2005

マンU対チェルシー

football.gif  “GOOD GAME!”

皆そう言っていたほど6日の試合はエキサイティングだった。
リーグの首位を9勝1分けで突っ走るチェルシー、調子に乗れないマンU。
ホームゲームということもあり試合開始からマンU は飛ばしてきた。

これ程の試合を見せ付けられた私は、心臓の鼓動が高鳴るのも分からない位パブのモニターに吸い寄せられていた。
とにかく試合展開が速い!!
ボールを持ったら前へ前へと進み、周りの選手も一斉に動き出す。
余程の事がない限り、バックパスなんて有り得ない。
攻守の切り替えが早い時間帯には、一瞬バスケットボールの試合を観ているのかと思う程だった。
この速さはパススピードの速さに比例していると思う。
イングランドは、雨が非常に多く、ピッチが濡れている事が多い。
スリッピーな筈だが、速いパス(正確なのは勿論)で相手を翻弄しそのボールの受け方も上手い。
パスが正確で速いと、受ける側の技術や判断のスピードも上がる。
シュートが正確で強烈だと、GKの技術や判断のスピードが上がる。
こんな良いサイクルが出来上がっているのだろう。

これだけのモチベーションを維持して集中力を欠かさずにプレーを続けるのだから、サポーターは堪らない。

試合はマンUが1-0でチェルシーを破り、独走状態に少し待ったをかけた。

最近特にチェルシーのモウリーニョ監督に対する批判が話題になっている(最近に始まったことではないが…)。
クライフとメディアを通してやりあったり(Footballの哲学について?)、傲慢だとか…。
モウリーニョの人間性や言動について私はとやかく言えないが、結果を出している優秀な監督の一人であることには間違いはない。
昨シーズンのチャンピオンズリーグでリバプールに負けた時と同様に、今回の敗戦後もモウリーニョがピッチにまで入り握手して選手を称えていたシーンに私は感銘を受けた。

豪快なプレーが持ち味のルーニーだが、相手を背にした状態での浮き球の処理の仕方は顔に似合わず素晴らしくソフトだった。
12日に行われたイングランド対アルゼンチンの試合は残念ながら仕事で観れなかったが、少しずつイングランド贔屓になってきたようだ。
来年のドイツが楽しみだ。

投稿者 lib : November 17, 2005 08:23 AM

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