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June 28, 2006

生活の知恵??

darling.gif  ロンドンでパトカー、救急車、消防車のサイレンを聞かない日がないくらい、
あちらこちらでそれらが走っている。
ダーリンは、車を運転しているときに、
これらのサイレンを聞いたら、すぐに何処にいるのか確かめ、
その車を先に行かすように道を譲るジエントルマンだ。

と言えば聞こえがいいが、実は、それらの車を先に行かして安心したいのだ。

サイレンを鳴らせばいいとばかりにすごいスピードを出し、暴走しているパトカーなどを見るが、
実は英国、これらの車による事故が大変多いそうだ。

そう、我々も目撃してしまったのだ。

昔、我々が学生だった時、二人して日本食品店で働いていた。
(うーん、懐かしいな。)

私は、魚カウンターでお客さんの相手をしている時に、
サイレンが聞こえ、パトカーが凄い勢いで何台も走って行った。
何かあったか知らないが、反対車線に入るわ、追い越しはするわ、
相当早く行かないといけない事件でもあったのだろう。

丁度その時、ガッチャーン!!という音が聞こえた。
見ると店の前に駐車している車にパトカーが正面衝突をしたではないか。
お客の一人が『あーあー、ついにやっちゃった。』と誰もが予感していたことをつぶやいた。

すると 一瞬おいて、目の前にいたお客さんが、
『あ!!俺の車だ!!』と慌てて出て行った。

『えっ!』と店にいた客が、自分の車でなくてよかった!!という気持ちとともに、
同情心で事の成り行きを見ていた。

ああ、やっぱり映画の用にカッコよくはいかないなー。
急いでいるはずの警察官は加害者になり、被害者にいろいろ説明している姿は、なんだか哀れ。

戻って来たお客様に聞いたら、連絡先ももらったし、警察だから大丈夫だろうと言うので、
そう、こんなに目撃者がいるのだから、大丈夫よ。と励まされていたな。
その後、警察からの連絡があり、車はすっかりきれいに修理してもらったそうだ。

これを見て以来、サイレン=暴走した車=ぶつけられる!!
というイメージがしっかり出来上がってしまった。
だから、サイレンを聞いたら、歩いていても、運転していてもしっかりと
それらの車を注意する習慣になった。
これも生活の知恵??

投稿者 lib : June 28, 2006 09:39 AM

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