« つわものどもが夢のあと | メイン | ごあいさつ »

July 12, 2006

冷凍サンドウィッチ

darling.gif 義理ママは、3人の子供を持ちながら仕事をしていた。
「もう充分働いたわ。」と言って、昨年引退をした。

ママは、週に4日のフルタイムの仕事をしていた。
3人の子供、旦那、犬、猫の世話で大変だったと思う。

この国では、主婦が仕事をしている場合、掃除人を頼むケースがよくある。
ママも週に1回頼んでいた。
引退した今でも同じように来てもらっている。
あれ?へんだな。引退し時間はたっぷりあるのに。

しかし、つくづく主婦の仕事は大変だと思う。
特に仕事を持っていると、土日にゆっくりしたいのに、掃除、洗濯、片づけ、買い物と
休日ではなく別の仕事をしているような気分だ。ああ、疲れるな。
なんだか納得がいかないな。

そうだ、うちも掃除サービスを頼もう!!と提案しても、その言葉には力がない。
ダーリンは、洗濯、ベットのシーツ代えが当番で、毎週ちゃんとこなしている。
手伝っているのだから、そう時間がかからないでしょう?!という。
どうも知らない人が家に入るのが、イヤなのらしい。

我が家は、仕事場にランチを持っていく。これをつくるのも私の仕事だ!!
これで子供がいたら、やっぱり私も「 冷凍サンドウィッチ」のランチだな。とよく言う。
「 冷凍サンドウィッチ」、これは忙しいママが考えたもので、
休みの日に大量のサンドウィッチをつくり、小分けにして冷凍にする。
朝、冷凍庫から1つ1つを取り出し、子供達に持たせる。
ママの考えでは、お昼には凍っていたサンドがほどよく解凍されて、普通のサンドになるという理屈だ。
ところが、解凍は毎回上手く行われずに、かじると冷たかったことも多かったらしい。
ダーリンに聞くと、食べない日もあったとか。
子供にとっては、ランチ抜きは辛いだろうなー。
しかし、ママは怖い存在だったらしく、文句を言えなかったようだ。(笑)
今では笑い話だけど、その時の子供たちにとって、毎日のランチは悪夢だっただろう。
だって、半解凍のサンドウィッチって、なんだか気持ち悪いよね。

このような食生活の少年期を過ごしたら、
ダーリンは食べ物に無関心なると思いきや、口と身体の肥えた食いしん坊だ。
この国で、お寿司のウニは貴重品にもかかわらず、新鮮でないと絶対たべないという贅沢者だ。

でももしかしたら、少年期においしいものを食べられなかったので、
今取り返しているのかな??

投稿者 lib : July 12, 2006 01:18 PM

コメント

コメントしてください




保存しますか?