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August 23, 2006
『Thank you』&『Sorry』
英国で感心するのは、『Thank you』『I am sorry』という言葉をよく使うことだ。
人に軽くぶつかっただけでもすぐに『Sorry』という。
だから、交通事故の際には、『I am sorry』と言ってはいけない。なんて言われるぐらいだ。
交通事故で言ってしまうと自分が悪かったと全面的に非を認めてしまうためだそうだ。
また、すぐに『Thank you』と言ってくれるので、気持ちがいい。
ダーリンもよく、これらの言葉を私に使う。感心。感心。
ある日の電車の中でみた光景は、おばあちゃんらしき人が、孫に水のぺットボトルをあげると
その孫は『Thank you』としっかり言っている。
うーん。国民的にすごいなーと感心している。
以前日本に一時帰国した際に、階段で思いっきり私にぶつかってきた酔っぱらいのオヤジがいた。
もちろんあやまらない。
『痛いな−。あやまりもしない。』とちょっと大きな声で言ったら、
『なんだとー』逆切れされて、オヤジが向かってきた。
危ないのでさっさと逃げたが、
『言葉に気をつけてね。』友人に注意された。
うーん、変だ。
国土が狭い日本では、ちょっとぐらいぶつかるのは当たり前??
だから、あやまらないのだろうか??
こうしてだんだん日本に帰化できなる海外生活者も多いのだろうなー。
さて、ここはややラフなロンドンの地下鉄の沿線。
電車の中の出来事。
電車が揺れたためダーリンが若い黒人にちょっと触れてしまった。
『Sorry』とダーリンが言うと
『俺に触るな!!』
と言ってきた。
だって、ダーリンは悪く無いよ。
混んでいるし、それに乱暴な運転だ。
ダーリンは一応こまった顔をしているが、こんな奴と関わるのは無益とばかりに無視していた。
血気盛んな若者は、こうしてわざと喧嘩を売り、買う相手を待っているそうだ。
うん。こういう子には、ペットボトルをくれるおばあちゃんがいなくて、
『Thank you』や『Sorry』を使う機会がなかったのだろう。
と勝手に解釈して英国美化話しを終わろうっと。
英国は、地域によって人間性が変化するので一言では語れませんが、
大概の人々は『Thank you』『I am sorry』をよく言います。言うはずです。たぶん。。。。
投稿者 lib : August 23, 2006 09:43 AM
コメント
本当におっしゃるとおりです。先日イギリスから帰ってきてイライラしていた事をまさに言い表してくださいました。(拍手)全員がそうだとは言いませんが、ドアを後ろの人にために開けて待ってると当たり前のように脇をすりぬけて、さっさと行く若い子(私も若いはずが・・・)に一瞬唖然としました。でもそれに慣れていっても、イギリスで覚えた「Thank you」と自然に言える、他人への心遣いを忘れたくないですよね。
投稿者 Eiko : August 25, 2006 02:23 AM
Eikoさんが、1回、1回ありがとうを言っていけば、いいなーと思ってくれる人も必ずいるはずです!!
私も日本に帰ったら「ありがとう』を連発して、日本を住みやすくしたいです。ココ
投稿者 coco : August 28, 2006 11:28 PM