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July 03, 2007

英国の田舎の生活

darling.gif
ダーリンのパパの家に行った。
ロンドンから車で4時間は充分にかかるその村は、可愛らしいがすっかり田舎。
着くや否や、さあ遅くなる前に出掛けようと車で10分程度の広大な庭園に行った。
いつもは、ここの上の丘へ上がり、2時間程度は歩く。
本当に田舎の人は、アトラクションがないせいかよく歩く。
今日は、雨だったので庭園で許された。
ホッ!!

パパは我々のお腹がすいているだろうから、まずはティーハウスに行けば?とサッジェッションしてくれた。
先に訪れていた妹とパパの妻は、私たちはまずは散歩をしてくるわ。と雨の中を傘もささずに歩いて行った。
パパは、案の定我々とお茶と決め込んだ。
ティーハウスには、雨のせいか誰もいなかった。
小腹がすいていたので、お茶とケーキを我々は頼んだ。
しばらくして、パパも「僕も食べようかな?」とケーキを注文した。
パパは、大の甘党。しかし、甘い物を制限されているらしく、
妻のいないこのチャンスにと嬉しい顔で注文している。

いつものように、親戚の誰々が何をした、我々が何をしていたのか、これからどうするのか、という家族の話が続いた。
そろそろ我々も散歩に出掛けようとティーハウスを出ると、ずぶ濡れの妹たちが戻っていた。
結局我々は、散歩がなかった。ラッキー。

次の朝、朝食がすむと、散歩に出掛けることになった。
もう、慣れたけど、まあ、よくもこう、歩くのが好きだなーと思う。
今度は、家の裏の教会を通り、永遠と続く小道を歩くようだ。
小高い丘の上には、大きな家が見える。そこまで歩くことになった。
道々の会話は、たわいのないもの。
この村のゴシップやこの村の産物の話。

そこへ馬に乗った親子が通る。
子供は子馬に乗り、親は大きな馬に乗っている。「おはよう!!」とお互いに声をかけてすれ違う。
うーん。この家は、馬を最低2頭は持っていて、乗馬を子供から習えて、、、と想像すると
どうも酪農の家族ではなく、良家としての習い事か。
そして、小高い家にたどり着くと、そこは大きな家で庭も綺麗に手入れがされ、まるでマナーハウスだ。
うーん。ここにも良家がある。

パパの家は、マナーハウスとはいかないが、趣のあるテラスドハウスだが庭も大きいし、一部屋ずつが大きい。
風の音が聞こえ、周りには放牧された馬や牛の声が聞こえる中を歩くのは、なかなかいいものだった。
なんだか、こんな暮らしのいいなーと思うが、銀行もない、店もパブも村には1件しかないこんな場所に、
都会に長く住んだ者にとってたまに来るから、いいのかなーと思いつつ、
ここまで田舎でなくてもいいから、ロンドンを離れてもいいかな?と思うこの頃だ。

投稿者 lib : July 3, 2007 10:02 PM

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