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November 13, 2007

ウエルカムな客人とは?

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こまった客人を先週書きましたが、さて、ウエルカムな客人もいますよね?
それは、届け物の内容や量ではなく、こちらの気持ちを理解してくれるというのか、
気を使ってくれているのが分かるとそれだけで、もうサービス満点になってしまいますよね?
我が家にもいろんなお客様が来ますが、「また、来てね。」と言いたい人も沢山いました。

その1人は、ダーリンの知り合いで仕事柄、時々ロンドンにくる。カエル君。
前回も書いたように、パリへ行く時の弁当を私に頼んだどんでもない野郎以来、
我が家にはいっさいそのような人を泊めないことにしている。
そう、彼らの職業はフリーランス系の人たち。
カエル君は、あるとき泊まる所を確保していたのに、その家の持ち主が夜になっても連絡がとれず、
宿なしになりそうになりダーリンにすがってきた。
仕方がないので、禁を破って我が家に泊める事にした。

彼は、前の彼とは違い、行儀もいいし、何のリクエストもない。
話は面白いし、一緒にいても快適だ。なんだ、こんな人もいるんだ。とちょっと方針を変えそうになったぐらいだ。
その彼が帰国した後に、我が家に小包が届いた。中を開けたらカエルの置き時計が入っていた。
実は、私はカエルグッズのコレクションをしていて、トイレには50体ほどのカエルが並んでいたのを見て、送ってくれたのだろう。
うーん。感心。感心。お金がないだろうに、と思いつつもありがたくいただいた。
しかも、この時計、なんとも可愛いのだ。
これ以来、カエル君は私の中でいい人、にかわってしまった。
(やはり届け物の差では?と勘ぐる方もいますが、ええ、しっかりと見透かされているようです。)
その後も、律儀にこんなのを見かけましたといろんなカエルを送ってくれるし、旅先からはカエルの葉書が届く。
まあ、なんともマメな人だ。しかし、あれ以来我が家には泊まっていないが、
それでもカエル君は、どんどんカエルを送ってくれるし、ロンドンにくれば必ず何かを持って来てくれる。
私もいろいろ差し入れをしているが、お返しは出来ていないなー。
彼のお陰で、我が家にはどんどんカエルが増えている。ありがとう!!
また、泊まってもいいですよー。

前回の話で夕飯をご馳走してしまった彼女には、日本からのお客様が多い。
先日は、 知人のお嬢さんが英国の大学を受けたいから下見に来たといい、1週間ロンドンに滞在した。
彼女の家には、泊まらなかったが、その間の毎夕飯を作り、ごちそうして、そして、日中もいろいろつきあっていたようだが、
決して、苦にならなかったそうだ。
たった1人で渡英して、若いのにしっかりとした目標を持ち、とても気持ちがよかったそうだ。
そして、心から応援したくなったとのこと。

フィーリングといってしまえば簡単だが、
何か共感点や気持ちがつながっているお客さんなら、一緒に時間を過ごしても楽しいし、きっとウエルカムな客になるのだろう。
でも、そこには、お互いの気遣いも必要なのだろうけど。
我々も日本でお世話になる家がある。
こまった客と言われないように、気をつけよう!!っと。

投稿者 lib : November 13, 2007 11:02 PM

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