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December 19, 2007

ナイスな女2人旅「ウインザー城、イートン校」(その3)

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朝食を食べて、B&Bをチェックアウトして、目指すはイートン校。
今日は、ボーイ達をたっぷりと拝見する日だ。
イートンの町は、小さな可愛らしいし店が建ち並び、川も流れ、女王様も持ち物の白鳥様もなぜか沢山いる。
美しい眺め。いい兆候だ。
ルンルンルン。
2人のナイスな女は、イートン校の中を見学できると聞いていたので足取りは軽い。
ウキウキしながら、学校の前にたどり着くと、何かノーティスが貼ってあった。
なんと構内見学は、イースターまで行わないと書かれてある。
ガーン。おばさん2人組は軽い目眩が起きた。
なんていたって、今日のテーマは、美しいボーイ達を見る事だ。
その目的がなくなってしまったのだ。
無言。・・・・・・・・・・

仕方がない。今回の旅は下調べが全くされていない。自業自得だ。
じゃ、せめてちょっとだけでも周りを散策して、同じ空気でも吸って帰ろうということにした。
人生、いろいろあったナイスな女性は、立ち直りも早い。

すると若いボーイ達が数人歩いてくるではないか。
白いタイを結び、モーニングコート(イートンではテールコートという)を着ている。
きゃー、可愛い。
我々は、急に方向転回して、若者がいる方向へ向かった。
時は朝の11時、授業が終わって教室を移動しているようだ。出てくる。出てくる。
モーニングコート着た坊ちゃんたちがどんどん出てくる。
どー、どーしよう。とおばさん2人は立ち往生。
しかし、ここで怯んではいけないと、友人は、いきなり1人生徒を捕まえて、
「道に迷ったんだけど、駅はどっちかしら?」と大胆な質問をした。
その躾の行き届いた若い学生は、
「僕もよく知らないが、多分右に折れて、左に行けば、行けるはずです。マム。」とイートン発音で答えてくれた。
友人「ああ、いいわねー。ヒューグラントを若くしたみたいで。」とうっとりしている。
そう、そう、ここの生徒の髪型は、時代遅れのようにみんな長髪で、あるボーイは、金髪を風になびかせている。
うっとり。
だれも5分刈りなんていなし、スキンヘッドなんていない。
しかし、制服フェチってあるけど、このモーニングコートを着ていると誰でもかっこ良く見えるから凄い。

私「ねえ、ちょっと。あのお坊ちゃまなんで駅の場所をしらないのよ。」
友人「決まっているじゃない。彼らは電車なんて使わないのよ。たまに帰宅する時は、お迎えの車がくるのよ。」
これは我々の勝手な想像ですが、そんな一般の人とは違う生活って感じです。
それに最後の「マム(マダム)」なんて呼んでくれて、気持ちがいい。
「我々に男の子がいたらねー、入学させたいわね。」とオバさん達は、
自分の境遇をまったく無視した妄想にしばし浸っていた。

学校の近くには、イートン校のギフトショップがあり、そこでお土産でもと物色していると
友人は大画面に写し出されたイートンボーイの生活という映像を見ている。
友人「このDVDが買いたい!!」という。
うーん。すっかりハマっている。

我々は、目の保養と元気をいただき、「ああ、来た甲斐があったね。」と大満足だった。
目の保養に次回は、何処にいこうかしらね?と我々は、変な味を覚えてしまったようだ。

投稿者 lib : December 19, 2007 10:43 AM

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