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May 28, 2008

英国の不気味な虫(coco)

日本にいた頃、西洋映画を見て不思議に思ったのは、 人が住んでいない廃墟となった家屋や屋根裏部屋にあるおびただしい蜘蛛の巣とホコリ。
日本ではなかなかそんな凄い状態になることがないので、リアリティーがなかった。
しかし、英国に住んで納得した。この国では、あのような 蜘蛛の巣とホコリだらけの家になるのには、そう時間はいらないようだ。
そう、冬にセントラルヒーティングを使うので、ホコリが宙に舞い、天井に張られた蜘蛛の糸に付く。それが繰り返され、固まりとなり、何気なく上をみると天井からぶら下がっているのだ。

これからの原因となる虫の蜘蛛、これが何と種類が多いことか。
我が家がグランドフロアーに引っ越して来てからは、本当によく見る蜘蛛。特にバスルームによく出没する。
結構大きく、 脚が長い種類もいて、蜘蛛研究にはもってこいだが、私は、蜘蛛愛好家ではないので、やはりこんなのがいると無視できない。そこでダーリンにお願いして、退場をしていただく。
退治法はこうだ。下がしっかりしている所に蜘蛛を追い込み、上からガラスコップを被せ蜘蛛を捕獲。そして、ガラスコップを少し持ち上げ、堅い紙を少しずつ入れていき、コップに蓋をする。これで蜘蛛をすっかり生け捕りにしたことになるので、そのコップを家の外にもちだし、蓋をとり、野外に解放する。
これで、殺生したことにならないので、お互いに気分がいい。

英国は、日本に比べて虫が少ないので、虫嫌いの私は幸せだ。
なんていったって、私の一番の天敵は、蛾。これがいるともう大変。部屋中を逃げ回っている始末。もちろん、蝶も苦手。昔、蝶のふ化を趣味にしていた人がいたが、私にはまったく理解をこえている。しかし、なんでこんなに嫌いなのか不思議だ。カタツムリやナメクジは大きくてこれもやや苦手。

実は、1つだけ気になる謎の存在の虫がいる。ダーリンに聞いても見た事がないというある生き物は、長さ1センチぐらいで、ともかく動きが速い。色はグレーで、大概は水回りの風呂場で遭遇する。どんなに小さくても気になる存在なので、すぐに発見する。大概は、シャワーを浴びようとするといるので、どうも解放という措置ができない。見つけると洗剤を吹きかけてしまうが、逃げるのが早くて、結構大変だ。
あまり近くで見た事がないが、どうも小さく黒い点があるので、目ではないかと思う。
この名前も知らない虫も嫌いだが、どうも気になる。我が家では、ニョロと呼んでいるが、どなたかコイツの正式名称をご存知でしたら教え下さい。

投稿者 lib : May 28, 2008 12:04 AM

コメント

水周りに出没するその虫!間違いなくシルバーフィッシュですよー。うちにも大発生しました。友人宅には台所に。うちはバスルームに徘徊してました。よくみたらスカーティングボードや床との隙間がたくさんあって、そこから出入りしているようだったのでウッドフィラーという白いチューブ入りのペーストやシーラントで穴をすべてふさいだら出なくなりましたよー。ほこりや衣類やブランケット類も好きみたいで、屋根裏にしまってあった毛布を開いたら出てきました。夜トイレに行こうと電気をつけると廊下にいます。(気持ち悪すぎて夜中は極力起きたくない)廊下の穴も見つけては埋めてます。だいぶ数は減りましたが今度は蟻やだんご虫が。。。家の中限定で言うとイギリスのほうが虫、多いかも知れません。お互い虫の駆除がんばりましょうね。
これからもブログ楽しみにしています。

投稿者 私もココと呼ばれます。笑 : May 28, 2008 11:02 PM

ダーリンの蜘蛛の捕獲法、ベッド・ミドラーの「殺したい女」という映画で見たことがあります!
すごーく気持ちの優しいカップルが、何かの理由で身代金目当ての誘拐をするんですが、誘拐されたベッド・ミドラーに向かって、こわごわ「おとなしくしないと虐待するぞ~!」とか言いながら、虫をこの方法でそっと逃がしてあげるんです。
この方法で逃がされれば、蜘蛛もたしかに気分がいいでしょうねー。
ちなみに家には蝿がよく入ってきます。

投稿者 Momo : May 30, 2008 04:52 PM

そうか、そんな名前があったんですね。ココさん。(ふふ)「夜トイレに行こうと電気をつけると廊下にいます」そうなんですよね。トイレにいる。いる。我が家は、1匹か2匹程度だから、まだいいけど、大量だったら、かなり気持ち悪ーーい。
げえーーー。そうか、大量発生するんですね。穴を塞ぐのですねは、我が家もいろいろすき間があるので大変です。情報ありがとうございます。ダーリンがさっそく調べた所、そいつは、髪、紙、糊、ふけ、コットン、リネン、シルク等を美味しく食べるそうです。本をあけると、、、これがいっぱい、、、んなて嫌ですね。なんと1年も食べなくても生きられるそうです。強敵です。
一方、蝿。窓を開けると2秒後には、家に入ってくる。静かに飛べばいいのに、なんてあんなにうるさいのでしょう。これからは、この蝿、そして蜂(これは注意しないとね)に悩まされる季節ですね。
実は、今、我が家は賢いネズミと格闘中。ネズミ取りにかからないんです。うー、困った、、。

投稿者 coco : June 3, 2008 10:36 PM

日本にもいるようです。私は見たことがありませんが紙魚(シミ)と呼ばれているようです。紙魚対策ブログ見つけました。よろしければご参考に。http://superkireizuki.com/simi.htm
私も蝶や蛾は苦手です。そして、蝉。3年ほど前、仕事中に肩がもぞもぞするなと思ったら蝉がとまっていました。夏の終わりだったので弱っているらしく、すごい悲鳴を上げて動いても逃げません。同僚に追っぱらてもらったのですが1メートほど行ってまた戻ってきます。私の体を大木と間違えてるのでしょうか。それ以来、トラウマになって蝉を見ると逃げ回っています。特に夏の終わりの蝉。夜でも外灯に寄ってくるので、玄関前を蛾と一緒に狂ったように飛び回っています。外灯を消してもらわないといつまでも家に入れません。夏は恐怖の季節です。緑のないところに引っ越ししたい。

投稿者 watarin : June 4, 2008 08:38 AM

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