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October 08, 2008

休暇のイタリアで。(その2)

darling.gif 
我々が宿泊したのは、B&B.
ダーリンがサイトで評判のいい所にしたので、かえってホテルよりロケーションもいいし、快適だった。ここは4部屋しかなく、オーナーが40歳ぐらいの独身?イタリア女性だ。
名をレナータといい、B&Bのオバさんというより、その辺にいるお姉さんと言った感じ。

朝食。ちょっと肌寒かったけど、ここの自慢のテラスで食べた。
客が座ると、レナータがスローな感じで物を運んでくる。スローなのは太っているからではなく、彼女のリズムのようだ。
まずは、シリアルやパンなどを持って来てくれた。その次にジュースやヨーグルト、ハムにチーズ、そして、甘いお菓子だ。
さて、シリアルを食べようと思ったらミルクがない。しかたがないので、違う物から食べ始めたが、まだこない。シリアルはやはり先に食べたい。ダーリンがちょっと席をたち、小さな台所に行くと、「今持っていくから、慌てないで。」と諌められたようだ。
パンも半分食べたら、レナータが「あ、バターいる?」と聞いた。
我々は、「もちろん。」と言った。(しかし、このバターはこれが始めで最後で、どのテーブルにもでなかった。)
コーヒーがうまい。「このコーヒーはなんでうまいの?」と聞くと、彼女が使っているコーヒーの袋を持って来て、「ここの地域のコーヒーよ。」と自慢げに教えてくれた。
「今日はどうするの?」と聞くので、「隣町の海辺に行く。」と言うと、「あら、ここの街の観光のほうがいいわよ。」となんでそんな街にいくの?なんて言いたげだった。

次の朝、ダーリンは早く外出したいので、朝食は早めにしてね。とお願いしてあったが、
土曜日のせいか、その時間になっても彼女はいない。しかたがなくダーリンは外で食べる。といって出かけていった。
レナータは最近、近くに家を買ったそうで、そこにもっと親近感を持ちたいから、寝泊まりをそこでしているという。だからB&Bであっても、一日中いるここにわけでもないようだ。
ダーリンが出て行った後、レナータが出勤してきた。

次の朝、日曜日でも開いている美味しいレストランがあるか訪ねてみた。すると1つ教えてくれた。そして、私に何処から来たのか聞き、ロンドンからだというと、「我々は年に数回ロンドンにいくので、いいレストランがあったら教えて!」という。「いいわよ。」というと、「おいしい寿司もいいわね。それと、中華もいいわね。それから、、、」と彼女のオーダーが続く。私は彼女の気迫に押されないようにやっとの思いで、我々のここでのレストランの2つ目の名前と場所を教えてもらった。

次の朝食。シリアルは来たのに、ミルクがこない。昨日諌められたのでダーリンは、なんとシリアルにヨーグルトをかけて食べている。朝食は同じ内容だが、甘いものが我々のテーブルにはない。まあ、あまりお腹もすいていなかったので催促もしなかった。
そして「今日はどうするの?」と聞くので、「街をまたブラブラするわ。」といったら、「そうねー。近くの街にいけば?ここもあまり見る物もないし、飽きるでしょう?」という。
そうか、3日もいれば飽きるよね?!彼女は、気まぐれか、正直か、なんなんだろうか??

その日の午後、ダーリンの知り合いが我々と同じB&Bに泊まるのでやって来た。が、なんとレナータはいなかった。幸い客が居間にいたので、その客がドアを開けてくれた。
友人は、「ちゃんと伝えてあったのに。」と文句を言った。だって、運が悪ければズーとB&Bの外で待っているはめになった訳だから。しかし、レナータは、開けてくれた客がいてくれてよかった。よかった。と言うだけだ。
うーん。我々が到着したのは夜の10時。もしその時も彼女がいなかったら、、、、とダーリンに言うと。ダーリンもすでにその予感があったようで、 前日に再度、連絡をいれておいたそうだ。さすが、ダーリン。偉い!!と感心してしまった。やはりイタリア人につきあうならこのぐらいの読みはしないといけないのだろう。

次の朝食。同じようにミルクがこない。急いで出かけたい友人もダーリンもシリアルにヨーグルトをかけて食べていた。私は休暇なので、ゆっくりモード。イタリアはトマトの味が違うというので、店で買ったトマトをスライスして食べていると、レナータが「ちょっと待って。」といって塩とオリーブオイルを持って来てくれた。
そう、彼女はケチでもないし、ビジネス、ビジネスという冷たさもない。

最後迄、ミルクとシリアルのタイミングは直らなかったし、バスタオルは毎日内容がバラバラで、バスマットはないと思っていたら、最後の日にでてきた。
しかし、ダーリンの仕事仲間で他の場所に宿泊した人々は、あまりいい思いをしていなようで、我々はかなりラッキーだったと言われた。
帰りにB&Bから空港迄行くタクシーをレナータに頼んだら、なんと彼女によく似た姉妹と彼女の彼氏が運転手だった。しかし、他の仲間から聞いたら、空港まで頼むタクシーの値段がかなりボラレタ金額でレナータはあれで良心的だったんだなーと思った。
同じB&Bに泊まったダーリンの友人に「今度またここの街に来たら、他の場所に泊まるの?」と聞くと、「いやー、またレナータの所にしようかな?」と答えていた。
そう、この私も同じ答え。なんだかすっかり彼女が気に入ってしまったから、不思議なものだ。あ、そうだ。彼女と約束したロンドンのレストラン情報を教えないと、「いい加減な日本人」と言われてしまうかな?

投稿者 lib : October 8, 2008 08:41 PM

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