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October 05, 2008

神に救われた日、、、?

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今週の火曜日はイスラムのラマダン(断食月)明けを祝う聖なる祭日、Eidの日(正式にはEid ul-Fitr)でした。

ムスリムの生徒たちにとっては気分はクリスマス。新しい服を新調してもらったり、長いラマダンが明けて美味しいものをたっぷり食べれる日なのです。

実はこのラマダン、太陰暦に合わせて毎年来るため、毎年始まりがずつずれます。

去年もラマダンについて書いたのですが、日付を見てみると何と12月でした。今年のラマダンは9月初頭からでこの次期はまだ日も長いので、断食する人たちは去年より大変だったことでしょう、、、。

さて、ラマダン明けがいつなのかは何とイスラムの高僧が月の満ち欠けを見て判断をするそうで、毎年、普通のカレンダーで見て29日目に来るのか30日目にくるのか微妙に変わります。

今年のムスリム教徒の同僚の予想ではちょうど30日目に当たる火曜日でしたが、なんど行政区の判断では10月1日水曜日。

イスラム教徒が90パーセントを占める我が校ではEid当日は登校する生徒がほとんどいなくなってしまうので水曜日は休校になるというアナウンスがされました。

ところが月曜日の夜の発表でEidは火曜日に(まぁ、同僚の予想が当たったってことですね)、、、。

私はそんなことを知らずに火曜日に登校したのですが、なんと朝一で緊急スタッフミーティング。登校してくると予想される生徒が一学年で30人くらいづつしかいないので(本当は一学年240人)、特別編成授業がおこなわれること、水曜日は予定通り休校ということが説明されました。

どうやら学校側、行政側も、仮に火曜日を休校にしていたとしても、Eid翌日の水曜日も欠席者が大半になるはずだと予測していたそうです(つまり、結局休校にするのはどっちの日にちでも良かった)。

さて、予想は当たり、火曜日は一学年30人にも満たない出席率でした。バングラデッシュ系、ソマリア系、、、とにかくイスラム教徒の教師も生徒も全くいない状態なので必然的に学校は白人の生徒、アフロカリビアン系の生徒、少数ですがアジア人でもヒンズー教徒、そしてベトナム系・中国系の生徒だけとなりました。

普段は80パーセント以上がバングラデッシュ系のアジア人ですから私にとってはなんだか異様な光景でした。
人文学部では1,2時間目に9年生全員を集めて授業、3,4時間目には7年生を集めて授業をすることになり、私は同僚二人とともに7年生の担当をしました。

授業といっても普通のカリキュラムを教える授業はできないので、生徒みんなで人文学系の教科(歴史、地理、宗教など)について話し合いをした後、グループでポスター作り。7年生なので皆夢中になってやってくれました。9年生の授業になると「なんでうちらだけ学校来て授業受けなきゃいけないのー?」という空気が漂うものですが。

私としてはTeam teach(複数の教師がチームを組んで授業をすること)をしたことのない同僚と授業をやれたし、何よりも授業のあるはずだった1,2時間目、午後もかなり溜まっていた授業準備をたくさん進めることが出来たので満足でした。

そして翌日水曜日は休校で学校も閉まっていたので自宅でゆっくり過ごし、溜まっていた疲れも取ることができました。これは本当に助かりました。

全く本来のEidの意味とかけ離れてますが、私までちゃっかりアラーの神の御加護を受けてしまったわけです。

不謹慎にも「神に救われた日」でした。

投稿者 lib : October 5, 2008 08:08 PM

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