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April 05, 2009

学期末

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今日は今学期最後の日でした。これから二週間の休みです。

でも正直に言って、学年末、つまり夏学期の終わりまではまだまだ先が長く、11年生の試験も6月に控えている、試験センターに送る課題の採点もたまっているわけで、休みといってもなんとなく落ち着きませんが。

つい先日、日本で教職を持っている人のブログを読んでいたら、「明日入学式です」という一文がありました。

そう、日本は「春=別れ、そして新たな始まりの季節」なんですよね。

気づいたらイギリスに7年いて、3月の卒業式、4月の入学式シーズンの日本の独特な雰囲気を忘れていました。日本で教員をされている方たちは準備などで忙しい時期ですね。

対照的に私の勤務校は「式」といえるようなフォーマルで厳かなイベントというものがありません。学期最終日だった今日も至って普通。放課後に生徒や同僚と「Have a good holiday!」とすれ違うたびに声を掛け合って終わりです。

思えば、日本みたいな入学式もありません。私が担任を持つクラスがはじめて学校に登校したときも学年集会はありましたが、別に上の学年が歌やスピーチで迎えるといった演出もありませんでした。

なにせ、わが校は7年生から11年生までの生徒数が1200人以上。この人数を簡単に収容できる唯一の場所がスポーツホール。それも日本の体育館のようにステージがあるわけではないので式典や集会にはもともと向いていません。

全校集会と呼べるものは年に一回あればいいほうです。そう、あの教職員や生徒がパフォーマンスを披露する「クリスマスショー」くらいでしょうか。

Secondary schoolの最高学年である11年生も5,6月の試験が終わると学校から姿を消し、一応、最後に皆で着飾って集まって祝うイベントはありますが、教職員全員と下の学年が送り出すような場面がありません。担任はその集会に出席するのが常のようですが。

こう考えると日本の学校は、今覚えば行事・式典を大切にしている国だなぁと思います。学期ごとに終了式や始業式がありますしね。

自分自身の記憶をたどっても、小学校から大学までの入学式や卒業式の思い出は割と残っています。内容は鮮明に覚えていなくても、式典のあの独特の空気と、緊張しながらも期待に胸を膨らませていた感覚がいつまでも体のなかに残っている感じです。

これと比べると、私のイギリスでの経験はほんとうにあっさりとしたものです。イギリスでも格式と伝統のある学校ではこういう式を度々おこなうところもきっとあるのでしょうけれど。

実は明後日から二週間、日本へ一時帰国します。きっと新入社員や新入生たちが溢れる街で、懐かしい光景を目にすることになると思います。そんな特別なシーズンの日本を楽しんでこようと思います。

ただ、今は泣きたいくらいポンド安。お財布の紐を引き締めつつの滞在になりそうですが、、、。

投稿者 lib : April 5, 2009 12:01 PM

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