« 別れの季節。 | メイン | 私をフットボールに連れてって その3 »

June 03, 2009

ああ、殺人事件。(その3)

darling.gif
その後、ボーイフレンドとは玄関で時々あった。合い鍵をもらったらしく堂々と玄関を開けて入ってきた。そうか、仲良くしているのか、思ったのは数ヶ月前だったなー。その後、犬の件でもめ事があり、我々2家族とは仲が悪くなってきた。そんな後、この殺人事件が起きた。

事件の翌日、刑事が我々のフラットに来て、それぞれに事情徴収を行った。これが彼の犯罪の刑罰に関わるので、曖昧な話はできないという。我々の場合は、現場にいた訳でもないので、さほど重要ではないが、日常の彼の態度を理解するために必要でダーリンは1時間30分も別室で話し込んでいた。私は、簡単に聞かれたが、もし私の証言が必要なら通訳人を用意するという。そう、やはり私の英語力では証言にならないのだ。(うっ、う、、、)
しかし、刑事(私には女刑事だった。)は結構なんでも話すのに驚いた。殺した武器を聞いたら、ナイフだと言う。死亡時刻はまだ限定できない等。そして、彼女がなぜ刑事になったなどプライベートなことまでもいろいろ聞いたが、気持ちよく答えてくいれた。
刑事が来たのは、夜の7時、終わったのは9時半だった。夕飯がまだだったので、ともかく食事をした。後片付けにゴミがでたので、表のゴミ箱に捨てるためにダーリンは外に出たとき、初老の男性に声をかけられた。
「私は、●●のステップファザー(義理の父)だが、息子と会う約束をしていたので、彼の母と供にここで待っている。だが、連絡が取れない。何か知っているかい?」という。彼に訪ねてくる母や父がいた事も知らなかった。息子を心配してきた親。アルコール中毒でも、子供は子供。心配もあり、そして会って話すことだけでもうれしいのだろう。おそらく60歳は超えている。そんな親に、彼の息子が今何処にいるか伝えるのは残酷なことだ。しかし、彼が殺人を犯し、警察にいることをやはり伝えないといけない。 これは辛かった。とダーリン。

先週、前庭を掃除していたら、我が家の上の住人が出て来て話をした。お互いに殺人事件があってから始めて話す。彼らは、犯罪のあった下の家に住んでいるので音がよく聞こえる。事件が起こる前から、2人がよくケンカをしていたという。そうか、男が殺人をする1番の理由は、プライドを傷付けられた時だそうだ。何かあったのだろう。上の住人は参考人で裁判に出廷するそうだ。

ダーリンの家族や知人に今回の事件を話すと、気持ちが悪いなら泊まりに来ていいよーと言ってくださるが、我が家で起こったとこでもないので気持ちは悪くない。それに2人も知っているので怖さもない。ただ、なんだか侘びしいだけ。人間って簡単に殺せるの?そして、簡単に死んでしまうのかしら??
詳細は分からないが、警察に電話したのは犯人本人だという。しかし、本当に死体をそのままにして逃げてくれなくてよかった。だって、こんな暑い日が続いたら、今頃、死体が腐ってすごーい匂いをしていたと思うと、そっちのほうがゾーっとしてコワイ。

投稿者 lib : June 3, 2009 09:41 AM

コメント

コメントしてください




保存しますか?