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July 01, 2009

暑~い、暑~いロンドン。

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今週は、30度超える日が続いているロンドン。今日の天気予報では、「最高気温が32度、湿気が多い日となります。」そして、天気予報のお姉さんが「気分が悪い時は、NHSに」と電話番号を言っていた。ああ、これでまたまたNHSが混みそうだ。
しかし、これが湿気??我々日本人にとって、こんなの湿気に入らないよー。快適だ。
そうか。英国の弱点が見えた気がした。暑さだ。日本なんて30度なんて可愛いもの。こんな人たちに「東京は40度よ。(どうだ、まいったか!)」なんて言ったら、「さすがに変態の国の日本ね。」なんて負けず嫌いの言葉を投げ返してくるだろう。

私は、ビーチホリデーも嫌いだし、マイケル(冥福を祈ります!)のようにロンドンでも日傘をさして日差しを防いで夏を過ごしていた。しかし、最近ちょっと変わって来た。暑いのが、うれしい!!のだ。英国生活が長くなるにつれ、英国人の太陽大好きの気持ちがわかって来たようだ。だって、秋から冬と暗い日が長くてつらかったんですもの。
そんなもんで、イタリア人の友人に「あなたが南イタリアに行く時は、一緒に行きたい!!連れて行って。」と懇願すると、「あんたは、日傘をさし、帽子をかぶるから、私と一緒に行動できないよ。(=そんな人種とは過ごせないよ。)」と言われる始末。そう、私のこれまでの太陽嫌いをまったく理解できない彼女、常にマイケルのように変人扱いしてきたので、いくら、私が太陽を好きになったの。といっても信用をしていない。日々の行動の積み重ね、、ってその人を表すのよね!!ああ、人間も変化するのを理解して~!!

暑くて一番不快なのが、地下鉄やバスを使う事。バスなんて、もう乗れたもんではない。なんでもあのバス、仕入れ先はノルウェーかスウェーデンで、寒さをどう防ぐか。なんて考える北欧仕様。だから、こんな暑い夏に向いていないまったく開けられない小さな窓。仕入れ先を変えてほしい。

動物愛護のこの国、 聞けば、動物を運送する際には、ある程度の環境を整えないといけないようだ。その規定に温度についても設定されている。だから、我々が大我慢して乗っている32度の炎天下での動物の移動は大犯罪になる。
しかし、人間にはどうもそんな制度がないようで、おかまいなし。
そう言えば、山の手線が朝の10時迄椅子に座れないと聞いたときもそうだが、どうも人間は時々、動物以下の扱いを受けるなー。なんか変だ。
車内の温度も不快だが、匂いを放す人間を我慢ずるのはもっと苦痛だ。先日もついうっかり座ったら、隣にはデブの汗男がいた。うっ。臭い。おまえ、シャワー浴びた??皆の前で聞いてやりたいぐらいだ。鼻で息をしないでいるとなんだか息苦しくなってきた。うー。つらい。
そして、体臭人間もコワイ。これは、性別に関係ないようだ。女が安物の香水なんてつけていたら、さらに事態はひどくなる。ちょっと動いただけでその香りがこちらに来る。ああ、拷問だ。過去にあまりにも辛くて、次の駅で地下鉄を降りたこともあった。

そうか、暑い夏を楽しむとは、拷問のような電車やバスに乗らずに、ゆったりと過ごすことに意味があるんだなー。やっぱビーチホリデーを試す時が来たかしら??

投稿者 lib : July 1, 2009 09:50 AM

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