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December 30, 2011

Governance

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他方のスキャンダルだが、こちらはそう簡単ではない。

最近のニュースでは、旧トップが事の了承を認めたとある。それ以前
には、関与を否定したとあった。組織のトップが、これほどの粉飾を、
自分の知らぬところであったと発言することは、自らが、その資格停
止を宣言すると同じであろう。知らぬところで発生した、だからトッ
プとしては責任は軽い、という考えでの発言なのであれば、それは驚
かざるを得ない。部下や社員の皆さんには、まことに気の毒なことで
ある。

たたき上げで社長まで登りつめたということは、無論大きな功績を何
度も上げてきた、戦略も実行力も優れた方であろう。どういう気持ち
で数年IRを実施してきたのであろうか、心中穏やかではなかったで
あろうが、その行く末に、子供だましのような発言と共に、社長9年
間、70歳で刑事事件の中心人物となってしまう。なんとも言えぬ、
あまり聞きたくないストーリーである。名こそ惜しけれ。

城山三郎氏は、企業のトップ、長くても6年がよろしい、と。一般論
を引き出すのは少々荒っぽいとは思うけれども、大いにうなずいてし
まう、さすがのご識見。大企業のような多くの人材を持たぬ中小企業
では、相当な難しさはある。実際はさておき、それでもポリシーとし
ては、起業当初から持ち続ける事に意義はあるはずだ。なにしろ、世
代交代も視野にいれ、うん十年単位での持続性をポリシーとして持ち
続ける者にとって、順法は、これ最低限。一時的な非営業利益の為の
無用なリスクは取り得ない。

投稿者 lib : December 30, 2011 09:08 PM

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