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April 13, 2005
宝くじ<主婦編> LiBホームページへ
イギリスは物価も高いが、ロトリー(宝くじ)の賞金も相当なもので驚いてしまう。最も一般的な「Lotto」と呼ばれるゲームは、1〜49までのナンバーの中から6つを選んで、それが全て当たればジャック・ポット。平均的な賞金額は120万ポンド(約2億4千万円)は下らない。毎週、水、土曜日に抽選が行われるが、当選者が出なかったら賞金は次回に持ち越され、ジャック・ポットは1500万ポンド以上に膨れあがることもある。
当選金が高いときはチケットを買うのが習慣となっていたが、今までに当たったのは、末賞の10ポンドが数回。まあ、そんなものでしょ、と思っていた。
ところが最近、義理の母から電話が入り、7000ポンド当たったとご満悦の様子。彼女が買ったのは「Hot Picks」というゲームのチケットで、賞金額は上から7000、450、50 ポンドと、迫力には欠ける。しかし当たる確率は「Lotto」よりもはるかに高い。元金は3ポンド、それが一瞬にして7000 ポンドとは羨ましくなってしまった。早速彼女の真似をして「Hot Picks」を買ってみることにした。
3ポンドを元金に、賞金額が450ポンドのチケットを買い続けて2週目の土曜日のこと、深夜に帰宅し何気なくテレビをつけた。「今日は当たってるかな」と夫がテキストでロトリーの当選番号を確認しはじめた。自分のチケットを取り出して、テレビ画面とかわるがわる見比べてみる。
「わーい!当たってるよ!」、日本語で叫んでにっこり。私の選んだ3ナンバーがそこには含まれていた。「ホント!?」夫も目を丸くしている。疲れきって家に戻ってきたのに、それは一瞬で吹き飛んでしまった。
翌日、街に出て買い物を楽しんだのは言うまでもない。夫にはレストランで夕食をご馳走した。思いがけない収入はやっぱり嬉しいもので、これからも夢を見ながら、ロットリーを買うことに決めた。
ちなみにナンバーを選ぶときのコツ(?)は家族の誕生日の数字を使うといいらしい。そしてそのナンバーで根気良く買い続けること。ジャックポット・ウィナーにお年寄りが多いのもそのせいかもしれない。
投稿者 lib : April 13, 2005 01:17 PM