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November 01, 2005
ドッグレース その1
ドッグレースに行ってきた。
会社で「ロムフォードでドッグレース観戦」という催し物があったのだが、帰りが遅くなりそうなのであきらめた。
と、数日後、偶然にも知り合いからウィンブルドンのドッグレースに招待されたのだ。
ラッキー。
ウィンブルドンと隣の駅、アールズフィールドの中間地点くらいにあるウィンブルドン・スタジアム。
競馬は何度か行ったことがあるが、ドッグレースは初めてだ。
シャンペンにキャビア、派手なお帽子のご婦人が「社交」していたアスコット競馬とは大違い。なんだか地味なつくりの建物と雰囲気である。地方公共団体の体育館みたい。
接待用のレストラン席に予約が入っているという。
接待といっても、日本なら、地元の商店街の酒屋のおじさんが「今日は俺のおごりだ」とか言って、近所の八百屋のおじさんを連れて野球観戦に出かける。そんな庶民的な感じだ。
私は知り合いの「接待」に関係はなく、「おまけ」でくっついてきただけである。
スタートラインが見下ろせる位置にレストラン席があり、目の下にゲート、各テーブルの上には小型のテレビがあって、掛け率や犬の紹介が行われている。
メニューを渡される。スターター、メイン、デザートの3コース。
接待用のせいか値段がついていない。いくらくらいするのだろう? 自腹を切るのではないが、気になる。25ポンドくらいと見た。飲み物はもちろん別料金だろう。
さて、何にしよう?
スターターはフィッシュケーキ、つまり魚肉入りのポテトコロッケだな。スモークサーモンは無難なところだ。え? 北京ダック? ふーん、こんなところで北京ダックねえ。
で、メインコースは何がある?
当たり前なところでパスタはわかる。豚の腹肉(ポークベリー)にジャンバラヤ? 珍しい。イギリスの店でジャンバラヤを見たのは初めてだ。
何だ? ハンバーガーがある。マクドナルドか、ここは。
何を基準に設定してあるのか、よくわからないメニューで3コースを選ぶ。
ワインはそこそこだったが、食事は意外にもおいしかった。
その2に続く
投稿者 lib : November 1, 2005 08:11 AM