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April 02, 2006

電話会社の仁義無き戦い 1

mama.gif 先々週のヨウコさん(キャリアウーマン)のお話を読んで、私も安易に電話会社を変えてしまったために身にふりかかった不幸を思い出した。

ある昼下がり。
新興電話会社から電話がかかった。

「BT(ブリティッシュテレコム)を使っているんですか?ウチの方がずっと安いですよ!もちろん電話番号を変える必要はありません。BTには弊社から連絡しますので、お客様は何もする必要ありません。」

いつもなら私もセールス電話は無視することに決めているが、ちょうどその前日、BTからの請求書を前に夫と口論したばかりだった。

私 「なんで毎月こんなに電話代が高いのよ!」

夫 「君がいつも日本語で訳のわからない話を長々としているからだろう。」

私 「私は話は短いわよ。そっちこそ、用件が済んでも子供は元気かい?とか今度一杯やろうぜ、とかお愛想ふりまいちゃってさ。」

夫 「なにおうっ。そんな長話をした覚えはないぞ。」

請求書に通話明細をつけてもらえば済むことなのだが、なぜかその事にはお互いに触れない二人であった。

夫 「二人とも長電話をしないのなら、なぜこんなに電話代が高いんだ。そうだ、BTの料金が高すぎるからに違いない。最近は新しい電話会社が沢山あるそうじゃないか。BTより安いって広告に書いてあるぞ。」

私 「そうよそうよ、そうに違いない。違う電話会社に変えましょう。」

他人に責任転嫁して話を丸く治めるのは私たち夫婦の得意技である。
この時も、この手法で夫婦の危機を乗り切った。

そんなやり取りの後だったので、この新興電話会社のセールスに乗っかり、即座に契約した。

この事が後になって恐ろしい結果を招こうとは、この時は知る由もなかった。

続く

投稿者 lib : April 2, 2006 11:14 PM

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