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September 06, 2006
ご近所(若いシングルマザー)
我が家は、フラットだがグランドフロアー(日本でいう1階)に住んでいる。小さいが前庭がある。
花がいつも咲き乱れるような手入れは出来ていないが、とりあえず雑草はいつも刈り取っている。
なので、愛着がある。
珍しく明るい内に家に着いた日のこと。
玄関に通じる道と庭を分ける生け垣が、無惨な姿になっていた。
誰かが全体を短く刈ってしまったのだ。しかもある枝は明らかに折ったあとがあり、センスもなにもなく、
ただ、闇雲に枝を切ったため、惨めな植物となってしまった。(涙)
いったい誰が、こんなことをするのだろう!!
ダーリンがしたのだろうか??
乱暴で酷い切り方だ。
これは、いくら何でもダーリンの仕業ではない。
うーん。解せない。
いったい誰が。。。。
お腹がすいている事も忘れ、頭の中は、怒りでいっぱいだ。
犯人は、上に住んでいる2家族しかいないだろう。
1人は、上に住んでいるヒッピーのシングルマザー、
もう1つは、トップフロアーに住んでいるこれまたシングルマザーカップル。しかも未成年だ。
そこへ、ダーリンが帰って来た。
ダーリンは、この有様にショックを受け、
むなしい、淋しい、と落ち込んでしまった。
だって、植物が元の状態に戻るには数年かかるからね。
この怒りをはらすために、さっそく犯人探しに行く事にした。(怒りの転換が必要だ。)
私は、ヒッピーのシングルマザーの仕業と踏んでいた。
彼女は、引越と言っていた。
多分、荷物の出し入れに邪魔で刈ったのだろう。
外から見ると部屋には電気がついておらず、どうも留守だ。
こんな時は、ツルツル入る冷やし中華だ。と軽くご飯を食べ終えた。
そうしているうちに、玄関が開く音がしたので、ダッシュ。
ドアを開けるとヒッピーのシングルマザーが立っている。
『元気?』と聞く彼女に、
『ええ。一つ聞きたいことがあるんだけど。。。』とやや無愛想な私。
『私じゃないわよ。』と質問もしないのに答える彼女。
『???』
『生け垣の事でしょう!!。私も残念よ。娘が言うには、上の子とその兄が刈っていたそうよ。きっとあなたが怒るだろうなーと思っていたのよ。はははー。』
と私の行動をすっかり読んでいた彼女。
だから、すぐさま『私ではないわよ』と答えたのだ。
続きは次回。。。
投稿者 lib : September 6, 2006 09:52 AM