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December 22, 2008
デビュー報告。
金曜日、今学期最終日。
大きなスポーツホールに12,13年生を除く全校生徒1000人ほど、そして教職員が集まったクリスマスショーで同僚R率いる教員バンドは見事にデビューを果たしました。
ショーは11時過ぎに開始。教員のグループと生徒のグループがほぼ交互にパフォーマンスしていく構成です。プログラムでは私たちの出番は6番目くらいなのでそれまでは他のパフォーマンスを生徒たちに混じって見ることに、、、。
Access and Inclusionという科の同僚たちはティーンエイジャーの間で爆発的にヒットしたHigh school musicalという映画に出てくる曲でマイム(歌は口パクで踊りだけおどる)をして歓声を浴びました。
そして、同じ学年の他のクラスの担任を持つ英語教師Aは(これは本当に意外でした)クラスの生徒たちのバックコーラスに助けられながらソロで歌を披露。
生徒たちと教師たちの合同のパフォーマンスは他にもあり、趣向をこらしたパフォーマンスがいっぱい。それから、色々な科の男性教員数人が流行のボーイズグループの曲を歌うと生徒達は大興奮。本当に多彩な内容でした。
そして、いよいよ我らが教員バンドの出番。(あ、そういえば、私たちのバンド、名前がありません)
出だしと曲のリズムを決めるのは私のシンセサイザーの音なので、第一音を鳴らす瞬間はかなり緊張しました。が、始まってしまえばこっちのもの。最後まで同僚一同楽しくパフォーマンスできました。
実際、ほとんど子供のように同僚たちとはしゃいでいましたね(笑)こういうことを普段やりなれない私たちにとっては相当なチャレンジだったわけですが、とにかく新鮮で楽しかったのです。指導してくれた音楽教師R曰く、これはまだまだスタート地点だそうで、来年まで活動が続けられたらもっと難しい曲が披露できるかもしれません。
私たちのパフォーマンスの後にも何人かの教師、生徒が引き続きパフォーマンス。なかでも11年生のAがマライア・キャリーのHeroを見事に歌い上げるともう全校うっとりでした。
と、ショーは生徒と教師のパフォーマンスで感動的に終わるはずだったのですが、、、ですが!
最後に強烈なのがありました(笑)
プログラム上では理科の男性教師二人がトリを務めることになっています。ただ、リハーサルも無かったので何をするのか関係者以外誰一人としてその内容を知ることはありませんでした。
そう、あの瞬間までは。
大音量で突然流れ出したのはCheeky GirlsのCheeky Song(あのルーマニア出身の双子のユニット。4-5年前のこのデビュー曲は一回聴くと耳から離れません、、、色んな意味で)。
そして、生徒がひしめき合うホール後方のドアから突如現れたのは、体にぴっちりと密着するタンクトップに太もも丸出しの(これまたぴっちりな)ショーツで身を固め、かつらにど派手なメイクをした同僚Jと同僚I。
初めは何が起こっているのかわからなくてざわめく生徒たち、そして一部の生徒の歓声(もしくは悲鳴?)。
一部の同僚から「見るに耐えない」と酷評を後に浴びたこのパフォーマンス、生徒には大うけでした。一時、生徒総立ち状態になり、まわりの同僚と興奮する生徒を抑え、座らせるのに苦労したのは言うまでもありません。
私はあまりのビジュアルのキツさ(笑)に数秒間放心状態でしたが(同僚いわく、本当に口をあんぐり開けてあっけに取られていたようです)、一応最後までなんとか正視することができました。
この捨て身のパフォーマンスには同じ教師として脱帽でした。だって絶対に真似できませんから。しばらく(もしくは一生?)は生徒のネタにされるにこと決定ですね。
ところで、普段から私たちに「教師らしい服装を」と呼びかける校長Aの心のうちは果たしてどんなものだったのでしょうか。心なしかショーの後の教員のクリスマスランチでの彼女の表情は非常に硬かったような。
同僚JとIの今後が少し心配、いえ、かなり真剣に心配になった私でした。
投稿者 lib : December 22, 2008 09:01 PM