<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<feed version="0.3" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xml:lang="ja">
<title>ロンドン生活ブログ</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/" />
<modified>2012-04-12T11:53:34Z</modified>
<tagline></tagline>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2</id>
<generator url="http://www.movabletype.org/" version="3.151-ja">Movable Type</generator>
<copyright>Copyright (c) 2012, lib</copyright>
<entry>
<title>ポルトの旅</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2012/04/post_564.html" />
<modified>2012-04-12T11:53:34Z</modified>
<issued>2012-04-12T11:50:42Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2.850</id>
<created>2012-04-12T11:50:42Z</created>
<summary type="text/plain"> LIB ポルトの旅ポートワインで有名なポルトに行ってきた。 おととし行ったリス...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>キャリアウーマン</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img src="http://www.lib.uk.net/blog/londonblog/career2.gif" alt="career2.gif" width="41" height="50" /></p>

<p>LIB ポルトの旅ポートワインで有名なポルトに行ってきた。</p>

<p>おととし行ったリスボンに続き、２度目のポルトガルである。ポルトガル第２の都市、といっても人口は２３万人とかで、街の中心からほとんどの観光名所が徒歩１０分で行ける。　（市の全体が坂だけど・・・）</p>

<p>まずはポートワイナリー見学。アルコールの中でポートワインが一番好き、と言う友人と一緒だ。</p>

<p>ドゥロ川の向こう岸には　Ｔａｙｌｏｒ　Ｇｒａｈａｍ　Ｃｒｏｆｔ　とたくさんのメーカーの看板が見える。　その中で、怪人二十面相みたいなマント男のロゴが目立つ　Ｓａｎｄｅｍａｎ　というポートワインメーカーに入った。　数ヶ国語のツアーがあり、４．５ユーロ。</p>

<p>ひんやりと薄暗いセラーに樽がずらっと並んでいるのは壮観。　テレビのコマーシャルで見るような風景だ。　カッコいいなあ。　巨大な樽もあり、樽の大きさは作るポートの種類によって使い分けるそうだ。　赤い色のポートはルビーと呼ばれ、大きな樽で酸素に触れることが少ないため、赤い色が保たれる。　タウニーという黄褐色のは小さい樽で酸素に触れることが多くて、色が薄くなり、かつ茶色がかってくるとか。</p>

<p>ワインもポートも同じ葡萄で同じように製造されるが、ポートは３日目でアルコール度７７度のグレープブランディが注がれ、発酵が止まる。　葡萄の糖分が発酵に使われないまま残るため、ワインより甘く仕上がるそうだ。</p>

<p>それぞれのメーカーの葡萄畑は、ポルトを流れるドゥロ川の１００キロ上流にあり、土壌や気候で特色が出るらしい。　次回は畑のあたりにも行ってみたい。</p>

<p>最後にお楽しみのテイスティング。　白いポートと赤いポートがほんの少しずつ配られた。　おいしい、でも、もっと飲みたい。　で、売店に走りボトルを買った。　売店は都合よくティスティングのテーブルのすぐ横にあるし。</p>

<p>さて、ここで問題がある。　格安航空会社　EasyJet　で、持ち込みバッグだけで旅行している私たち。　機内に液体は持ち込めない。　しかたない、４日間の旅行中に１本飲みきるか・・・。</p>

<p>１０年物のヴィンテージポートに３０ユーロを払った。　で、ホテルに備え付けのグラス　（バスルームにある歯磨き用）で寝酒にぐびぐびと飲んだ。　ちょっともったいない気もしたが。　おまけにヴィンテージには澱がある。　デカンターなんて洒落たものはなく、終わりごろにはグラスにどっさりと葡萄の固形物が入り、つぶつぶグレープジュースのノリである。　安ワインみたいな飲み方で申し訳なかったな。</p>

<p>もう一軒のポートワインメーカー　Ｃｒｏｆｔ　はドウロ川の遊覧船とセットになっていた。　どうやら、Ｓａｎｄｅｍａｎ　のように川に面し便利な場所の見学ツアーは有料。　「坂」　を上っていく必要があるメーカーは無料のようである。　Ｃｒｏｆｔ　では、アーモンドやチョコレート　（別料金）をおつまみに、ピンクポート、２０年もののトウニー、２００８年のヴィンテージという試飲セットを８ユーロで飲んだ。</p>

<p>ポルトガルの物価は安い。　スーパーでビールの大瓶、ミネラルウォーターを３本買ったら、２．４０ユーロ。　確か、イギリスのガトウィック空港ではミネラルウォーターが１本で１．７５ポンドだったよね・・・。</p>

<p>ポルトの料理はシンプルだ。　鰯、タコ、塩タラの天ぷらとかあじの塩焼き、豚肉の串焼き、牛肉やモツの煮込みといった　「おかず」　に白いご飯か南米風の豆ごはん、それにフライドポテトやサラダ。　これらの　「ワンプレート定食」に飲み物をつけたら、</p>

<p>１．ドウロ川のほとりの観光客用のレストラン　ひとり　１２ユーロ<br />
２．街中のカフェでひとり　７ユーロ<br />
３．駅裏のローカルカフェで　ひとり　４ユーロ　シティのバーでワインのラージグラスを頼んだら、８ポンドくらいはする。　</p>

<p>うーむ、ポルトガル、イギリスの物価の３分の１、いや４分の１かも？　もっとも英語が通じたのは　１　だけだったが。ポルトは英語が通じます・・・とガイドブックに書いてあったが、ホテルと観光地だけだ。　まず、数字の　One　からして通じない。　Ｌａｒｇｅ　とか、Meat，Fish、Rice　もダメ。　ガイドブックで単語を調べても私の発音では伝わらない。結局、物をさし、指で数字を出し、手で大きさを示すことにした。</p>

<p>スーパーで　「ハムありますか？」　と聞いたら、お姉さんに　「ハム？　ハムって何かしら？　ハムって単語は知らないわ」　と　「英語」　で聞き返されたので、　「えーっと、じゃ、コカコーラ　（万国共通語、ただしペプシコーラが出てくることもある）　ください」　と仕方なくコーラを買ったこともあった。</p>

<p>去年、スペインのバルセロナのカフェに入った時、　「ハム」　「チーズ」　「サラミ」　「卵」　「野菜」　を頼んだ。　こちらとしては、　「タパスの皿」　を注文したつもりだった。　ウエィターは不審そうな顔で　「５つか？」　と聞き、　「そうだ」　と答えた　（友人は少しスペイン語ができる）　で、待つこと１５分。　「ハムサンドイッチ」　「チーズサンドイッチ」　「サラミサンドイッチ」　「卵サンドイッチ」　「野菜サンドイッチ」　が出てきた。　それで　「５つ（も食べるのか）？」って聞かれたのね・・・。</p>

<p>ポルトガル語とスペイン語は似ていて、友人の初級スペイン語に頼ったものの、上記のこともあり、カフェで　「何が出てくるかは予測不可能」　とういう楽しみを持たせてもらった。</p>

<p>ホテル近くの駅裏で、焼き鳥屋のように炭火焼をしているレストランを見つけた。　ローカルオンリーみたいな店で、入るには少し勇気が必要。　店の人も観光客慣れしていなかったようで、お互いに緊張の注文である。　店の人も　「あの観光客はこれが食べたいのだと思うが・・・どうかな？」　と不安だったに違いない。メニュー　（何が書いてあるかは不明）を見ると定食が２．９５ユーロ。　注文（したつもり）のものと違っていても、これならいいや。翌日も同じ店に出かけると、「おお、また来たか」　という感じで、最初から言葉でのコミュニケーションはあきらめ、その日の定食の皿を見せてくれたので、その中から指差しで注文というスピーディーな展開を見せた。</p>

<p>ホテルの朝食は可もなく不可もなく、コーヒーはイマイチだったので、ホテルの前にあるカフェに入った。　おいしー。　この時点でカフェオレが頼めるようになっていた。　というか、ガイドブックの写真を指さすことを覚えていた。　おかわりはカップを指差し、１本指を立てれば、OK。　安い！　一杯が８０円くらい。　ポルトガルはブラジルとの関わりが深いのでいい豆が入るのかもしれないね。</p>

<p>続く</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Wireless</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2012/03/wireless.html" />
<modified>2012-03-15T22:59:46Z</modified>
<issued>2012-03-15T22:58:15Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2.844</id>
<created>2012-03-15T22:58:15Z</created>
<summary type="text/plain"> 明治の、どうだろう、１０年前後に僕が生まれていたら、というやっ てはいけない過...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>明治の、どうだろう、１０年前後に僕が生まれていたら、というやっ<br />
てはいけない過去完了時制に対する if をしばしば夢想する。無論、<br />
十中八九どうにもなっていないことではあろうが、万が一の当たりを<br />
思ふて、あれこれ空想するが博打を打つ者の常である。</p>

<p>木村駿吉という立派な無線技術者がおった。ひと昔前にアマチュア無<br />
線などを楽しんだおじさん・おばさんであれば、誰もが知っている物<br />
理学者。1890年代後半、アメリカに渡りエール大学で学んだという国<br />
際派は、その後、日本海海戦における、合戦前・及び合戦中の、無線<br />
技術による情報伝達、という世界的な最前線の技術を駆使しての情報<br />
インフラを設計し実装し、実戦に役立てた。実に偉大な功績であった。<br />
司馬遼太郎さんの’坂の上の雲’では、合戦が終わったあとに、秋山<br />
真之がわざわざ礼を伝えに訪ねたと、いう司馬さんならではの、技術<br />
というものを尊重した名シーンがある。</p>

<p>それ、当時紅顔の青年であれば、木村駿吉氏の直弟子のさらに助手ぐ<br />
らいにはなれなかったであろうか、と思ふわけである。歴史には残ら<br />
ぬであろうが、木村氏の実験を一手に引き受けた精鋭の若手技師が研<br />
究所にいた、とか、それ位の記述には引っかからなかったかなあと夢<br />
見る。その仕事はとても面白く、寝食・人間関係は二の次、ぞっこん<br />
突っ込めていたであろうことは、自分の性格から容易に予想できる。<br />
モノを創るということを、幼少のころから楽しんできた。明治ではな<br />
く、現代のようにモノが溢れていても、どこかに隙はあると思う。王<br />
道ではなく、隙ぐらいしか狙えないあたりが、現代のつまらなさでも<br />
あるが。</p>

<p>初めて社会人となったとき、ある会社に丸３年間お世話になった。技<br />
術的にも社会的にも、様々な勉強をさせて頂いた。一度雇ってもらっ<br />
たからには、その組織の利益に貢献する前に去るは卑怯である、とい<br />
うポリシーは学生時代のバイト生活を通じてすでに僕のものになって<br />
いたのだが、きちんと納得できるほどの利益を貢献する前に去ったこ<br />
とは、まことに申し訳ないことをしたと、今でもしばしば思い出して<br />
は悔やむ。木村駿吉氏は、海軍を退任後、日本無線電信電話会社とい<br />
う組織の取締役に就任された。その組織は、僕がお世話になった会社<br />
の前身にあたる。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Guitar</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2012/03/guitar.html" />
<modified>2012-03-04T01:16:04Z</modified>
<issued>2012-03-04T01:11:58Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2.843</id>
<created>2012-03-04T01:11:58Z</created>
<summary type="text/plain"> 歌がうまいなあとか、重いドラムスだなあとか、音楽はこれ、演る方 も聞くほうも何...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>歌がうまいなあとか、重いドラムスだなあとか、音楽はこれ、演る方<br />
も聞くほうも何千何万の違ったセンスがあって、芸術としてもビジネ<br />
スとしても、この世にうんと永く存在し続けるだろう。</p>

<p>７，８歳の頃だと思うが、なぜか父親が母親のバースデーにガットギ<br />
ターをプレゼントした。TAB譜もついていて、”さくらさくら”がその<br />
一曲目だった。音楽というものを意識しはじめるきっかけになった出<br />
来事だったかもしれない。金に余裕のある家庭ではなかったが、音楽<br />
というところでは、贅沢をさせて貰った。物心がつく頃には、コロン<br />
ビア製のステレオがあった。年に１,２度は音が出なくなり、電気屋さ<br />
んが来て真空管を交換する。古い真空管の処理は僕が（無理やり言っ<br />
て）係であった。単に、思い切り向こうに投げるのである。着地と同<br />
時に、パンッと乾いた破裂音がする。抜群に楽しい行事だった。</p>

<p>ＣＤは当然存在しない時代。クラシカルのＬＰが大多数だったように<br />
思うが、僕はもっぱら母親の好む、エルビス・プレスリー、トム・ジョー<br />
ンズ、ベンチャーズ、越路吹雪(?)、などのＬＰを何度も何度も聞いた。<br />
母親は小さな僕の手を引いて、エルビス・オン・ステージなどの映画<br />
にも連れて行ってくれた。そしてベンチャーズのコンサートにも連れ<br />
ていってくれたのだ。1970年前後と思うが、僕のふるさとにある函館<br />
市民会館にも、彼らは来てくれたのである。それまではヴォーカルが<br />
無く楽器だけというので、さして気合をいれて聞いていなかったが、<br />
コンサートは実に強烈そのものであり、一気に楽器演奏の世界に興味<br />
が移った。年上のお兄さん達にはフォークソング全盛の時代だった。<br />
なので吉田拓郎さんのアルペジオを勉強してギターというものを本格<br />
的にはじめたが、同時にラジオで洋楽のみのトップ１０音楽番組を兄<br />
貴に教えてもらい、これを聴き始めた。</p>

<p>ここで僕は、 Led Zeppelin の４枚目の作品に遭遇してしまった。<br />
Black Dog という、彼らの残した作品のトップと言えるかどうか分か<br />
らぬが（あまりに名曲が多い）、ヒットしたシングル。ここで電気ギ<br />
ターに行くは当然の帰結であるが、とはいえ、Zeppelin というのは演<br />
奏するには技術的に全く楽ではない。なので、現実のバンドでは、矢<br />
沢永吉さんのCarol とか、キャンディーズや演歌等を演奏し、小銭を<br />
稼ぐ数年となった。</p>

<p>その後上京。仕事をしながらバンドは続けていた。オリジナル曲を作っ<br />
たりして、もしかしたら吉祥寺とか高円寺のライブハウス位には出演<br />
できるのではないかと本気で、実に本気で思っていた頃、ベンチャー<br />
ズがたまたまラジオで流れた。キャラバンという曲だったと思う。自<br />
分には、楽器演奏でメシを喰うような実力は無いと、はっきり覚った<br />
瞬間だった。同じ曲を何度聞いても、なにを感ずるかは、その時々の<br />
感受性で大きく違う。楽器に行こうと思ってから、楽器は無理だと思っ<br />
たこの間、ちょうど１０年程の年月が流れていた。</p>

<p>とはいえ、我が家に現在、Gibson社の Les Paul というモデルのエレ<br />
キギターが一本鎮座している。木目がとても綺麗なものである。まっ<br />
たく弾いてはいないのだが、なぜだか年に１，２度は弦を全て新調す<br />
る。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>ロンドンファッションショー</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2012/02/post_561.html" />
<modified>2012-02-22T10:52:57Z</modified>
<issued>2012-02-22T10:42:02Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2.842</id>
<created>2012-02-22T10:42:02Z</created>
<summary type="text/plain"> 私はファッショナブルではない。　   暑さをしのぎ、寒さを防ぐ。　脱ぎ着が楽。...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>キャリアウーマン</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img src="http://www.lib.uk.net/blog/londonblog/career2.gif" alt="career2.gif" width="41" height="50" /><br />
私はファッショナブルではない。　<br />
 <br />
暑さをしのぎ、寒さを防ぐ。　脱ぎ着が楽。　洗濯に手間がかからない。　と小学生の体操服のような機能を信奉している。　会社では地味なスーツ、家ではジャージ、ただし、パーティだけはド派手で下品なドレスが基本だ。　トレンドは追わないが、季節を追わざるをえないのは長袖と半袖を交換する必要があるためである。</p>

<p>そんな私がファッションショーに誘われた・・・。</p>

<p>残念ながら、ロンドンファッションウィーク　（ＬＦＷ）　の最前列での鑑賞ではない。　行ったのはファッション　「トレード」　ショー　で、ＰＵＲＥ　ＬＯＮＤＯＮ　というイベントだ。</p>

<p>１１００社　（主催者発表）ものファッションメーカーが、２０１２年秋冬物の商品を展示。バイヤーを迎えて商談をするそうである。　業界の人のための催しだが、キャットウォークもあると聞き、ファッションに縁遠い私も怖いもの見たさに出かけてみた。</p>

<p>誘われたとき、正直、気後れした。　ファッション業界の人の集まりに、いったい何を着ていけばいいのか？　「何、あの服？」　と後ろ指をさされ、石を投げられたりしないだろうか？　「ダサい女は来るな」　とステレトゥの鋭いヒールを頭に突き立てられたりしないだろうか？　</p>

<p>「商談にしか興味ないから大丈夫だよ」　と友人。　<br />
「何とか自分の製品を売りつけようとして、メーカーはバイヤーと見ればガンガン声をかける。　声をかけられてもバイヤーじゃないといえば、すぐに開放してくれるから」　とのことである。</p>

<p>入場の登録をしてもらった。　最初は友人のアシスタントのふりをしようとしたが、トレードショーなので、名前の他に役職名と会社名が記載された名札をつけさせられる。　友人の会社名を使うわけにも行かず、ファッションに関係のない　「個人」　とした。　ま、声をかけられなくていいか・・・。</p>

<p>展示会場のオリンピアはウエストフィールドショッピングセンターも顔負けの広さ。　店がぎっしりと立ち並んでいるので、全体を見渡すことはできないが、歩いても歩いても歩いても会場の端まで行き着かない。今日だけは、バイヤーもファッションよりも歩く距離を考えているらしく、全員がフラットシューズだ。　</p>

<p>メーカーの展示は仮設店舗としてブティック風に飾られている。　会場のど真ん中に君臨する１０畳　（たたみで広さを示すと、わかりやすいでしょ？）　クラスの店から、屋台のようなサイズの店やトイレと壁にはさまれた、しけた場所での出店もある。　</p>

<p>大きな店には　「クリエイティブなんです、私」　という雰囲気を漂わしている５０代くらいのデザイナー、「商談まとめます、私」　とキリリとした顔つきでコンピューター前に座る実務担当　（３０代くらい）　とそのメーカーの服を着て、「日払いです、私」　とニッコリと立っているモデル　（２０歳前後）がセットになって待機している。　</p>

<p>デザイナー、実務担当、モデル、の順に年齢に反比例して背が高くなっていくようだ。　</p>

<p>モデルのおねえさんたちは１７０センチプラスの身長に１５センチのヒールを履いていて、キリンさんのようである。　バイヤーを求めて、目がキョロキョロと忙しく動いているメーカーさんに比べ、キリンさんだけは　「今日だけの仕事だしー」　とのんびりした雰囲気だ。</p>

<p>ファッション業界なので、会場内にデブは皆無である。　普通に道を歩けば、４割　（控えめな数字）がデブ傾向にあるイギリスにおいては異常な光景だ。<br />
　<br />
今年流行のシルバーヘア（つまり白髪。　白髪を隠すための白髪染めでなくて、白髪に染めてある）も目に付く。　白というよりは、銀髪か灰色っぽく仕上げてある。</p>

<p>やっぱり、皆　カッコいいなあ、ファッション業界の人って。　めだってないだろうな、私、・・・悪い意味でだが・・・。　人が集まるところは本来得意なので、ウキウキしてはしゃぐことが多い私だが、もう少し服装に気を配ればよかった、と気弱になり静かにしていた。珍しいことである。</p>

<p>フットメーカーのエリアでは　（ずいぶん安物の靴だわ・・・・）　と思われるのではないかと不安になり、思わず足早で通り過ぎたりした。</p>

<p>「ええっと、これで２００００ポンド」　「残りの予算は・・・・」　「じゃ、これを２００ユニット」　「納期は・・・」　いった会話を聞いた。　また、会場の写真を撮った人にスタッフが文句を言っている。　写真からデザインだけ盗まれてコピー商品を作られるのを心配しているのだ。　しばらくもめていたが、結局、カメラから写真を削除させたようだ。　</p>

<p>突然、友人の顔が紅潮した。　</p>

<p>「Ｋａｔ　Ｖｏｎ　Ｄ　だ。　ほら、　彼女のデザインの服を売り出してる」<br />
「誰？　Ｋａｔ　誰？」<br />
アメリカ人で有名なタトゥーイスト　（刺青？　入墨師、だよね？）らしい。　テレビ番組もやっているとか。　背中、肩、腕、脚はもちろんのこと、顔すらも額から横顔にかけて入墨が入っている。　きれいな顔をしているけど、堅気ではない凄みがあるな・・・。</p>

<p>「彼女と一緒に並んでくれる？　写真が撮りたい」　と友人。</p>

<p>なぜ私が彼女のような　<br />
	（1）	小顔で細身の美人<br />
	（2）	その筋の人よりも入墨の面積が広い人　</p>

<p>の横にいかなければならないのか？　・・・特に　（１）がひっかかる。</p>

<p>ラッキーなことに、商談なのかファンなのか、ずっと人に囲まれていたので、友人は彼女に声をかけることができず、しぶしぶ諦めてくれた。　</p>

<p>大手のメーカーの店では、宣伝のためにブランド名入りの大きなバックを配っていた。　そろそろ帰ろうということになり、急にほっとした私は、あちこちの店から図々しくバックをかき集めてから、家路に着いたのであった。</p>

<p>小学校の体操服では太刀打ちできない世界もある・・・・。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Up</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2012/02/up.html" />
<modified>2012-02-20T21:54:07Z</modified>
<issued>2012-02-20T21:50:04Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2.841</id>
<created>2012-02-20T21:50:04Z</created>
<summary type="text/plain"> 例によって新しい映画ではないと思うが、 Up というディズニー映画 を最近子供...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p><br />
例によって新しい映画ではないと思うが、 Up というディズニー映画<br />
を最近子供と共に観た。ここのBlogサイトにはアンチ・ディズニーが<br />
割と多いのだが（笑）、なかなか面白かったよ。亡き妻と共に夢見た<br />
遠い絶景の地で持ち家。立ち退きを迫られた都会の持家を、独り者と<br />
なった爺さんが、一瞬のひらめきでもって、多量の風船で一軒まるご<br />
と空中に浮かばせ移動して実現する、という楽しいアドベンチャー物<br />
語。</p>

<p>実際の家一軒の重量というものは、いかほどのものになるものか見当<br />
もつかぬが、ヘリウムガス風船を千個つなげようが１万個つなげよう<br />
が、現実に浮かばせることは不可能であろう。</p>

<p>ところが、僕とその家族の現在の居住空間は、似たようなものなので<br />
である。何十年も地上３階建ての建築物であったものに対して、地下<br />
階を数年前に追加した結果の地上１Ｆと地下１Ｆを跨ぐもの。昨夏に<br />
は、通りの別の建物で、同じような工事が始まり、数ヶ月には無事完<br />
成した。時々そろりと横目で現場を眺めていたが、実に興味深いもの<br />
だった。</p>

<p>安全な橋を作るとか、鉄塔を建てるとか、同じ技術屋であっても、電<br />
子回路やソフトウェア設計屋からはまったく見当がつかないスケール<br />
の仕事をされているのが建築・土木の設計屋さんであり、シンプルに<br />
感心するしかない。かくして建築工事現場の見物は、僕の楽しみの一<br />
つとなっている。</p>

<p>地上階を崩すことなく、どうやってその土台を補強しながら同時に地<br />
下を掘って新しい３次元空間を創造するものか、その段取りは緻密な<br />
ものであろう。地震がある地域とそうでない地域では、その強度基準<br />
も費用も大きく違うであろう。工事の最中に地震や水漏れが発生する<br />
というリスクも、無論計算済み。いずれにしても、はじきだした強度<br />
設計や安全係数には、ほぼ絶対に近い裏づけが無いと、そうそう安易<br />
に着工できるものではないだろう。万一、家が崩壊したら人が死にま<br />
すからね。ちょろちょろとしたＩＴ関連の設計の世界しか知らない僕<br />
には恐ろしく、大したものだと思うしかない。人命の関わる医療関連<br />
のサイエンティストやその関連ＩＴ技術者さん達も、毎日胃を縮ませ<br />
ながら仕事をされていると容易に想像がつく。本当に、ご苦労様とし<br />
か言い得ない。</p>

<p>この映画では、ちょっと頑固な独り者爺さんと、たまたま知り合いに<br />
なった太っちょのアジア系少年が主役である。このプロットは絶妙で<br />
あり、 "Up" という明るくポジティブな題名は、とても良いと思う。<br />
しつこくなるが、明るく行きましょうや。<br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Writing</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2012/02/writing.html" />
<modified>2012-02-17T04:21:38Z</modified>
<issued>2012-02-16T23:11:36Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2.840</id>
<created>2012-02-16T23:11:36Z</created>
<summary type="text/plain"> タッチタイプの有用性を以前書いたが、僕の愛する日本の小説家で、 原稿をキーボー...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>タッチタイプの有用性を以前書いたが、僕の愛する日本の小説家で、<br />
原稿をキーボードで叩いている方は、まずおらんだろう。というか、<br />
悲しいかな、おおかたすでに死んでしもうた。保守化ということも以前<br />
書いたが、読み物も典型的なその対象であり、文学ということでは、<br />
ここ何年も開拓が無いに等しい。日々のにぎやかなニュースも日経だ<br />
けは読むようにはしているが、まったく面白くない。疲れた目で寝る<br />
前の数分読むものといえば、マキャッベリであったり、なぜか技術書<br />
のソフトウェア作法とかプログラム書法など、いずれも古典ばかり。<br />
これら著者達を永遠の思想的友人と勝手に思いこみ、幸せな気分で床<br />
に入る。もしタイムマシンがあったら、おいしい葡萄酒でも手みやげ<br />
に、ピスタチオでも齧りながら、ゆるりと彼女・彼らの薀蓄をお聞き<br />
したいものである。</p>

<p>こうしてブログなどで、駄文を起こす者にとって、筆一本でどうして<br />
その長大な起稿なり推敲なりをされておられるのかと、畏怖さえ感じ<br />
る。作品群が素晴らしいだけに、彼女・彼らの文章に関する直感力に、<br />
ただただ恐れ入る。僕にも、少年のころの遊び作りや、社会人になっ<br />
てからの電子回路・システム設計、ここ１０年の起業・企業仕事など<br />
を通じて、ゼロからモノを作りあげることの苦しみは多少共感できる<br />
かもしれないが、まったく比較にならない、そして永遠に残るであろ<br />
う質の表現を生み出すのが文章のプロ達である。だからこそ、人を <br />
moved させ、広く知られるということになるのであろうが、いやはや<br />
同じ人間でありながら・・・と驚嘆するしかない。</p>

<p>しつこくなるが、寝る前に同じ小説やら歴史モノを何度も読む。これ<br />
は、ＴＶの水戸黄門シリーズ（残念ながら最近終わってしまった）に<br />
似て、ハピーエンディングが完全に分かっているという保守的な安心<br />
感があるのかもしれないが、実はそうでもなくて、何度も何度も読み<br />
返すマキャッベリの一行に対して、覚える共感の度合いとか、僕のま<br />
わりの現実に照らしてみた例とかが、毎回違うのだから面白い。良き<br />
書き物とは、読み手のそうした毎日の心理の違いでさえも前提にして<br />
工夫をされているのかと思うと、その深さにゾッとする。無論、例え<br />
ば僕の敬愛する塩野七生さんなど言わせれば、あなたプロに向かって<br />
馬鹿言わないでよ、などと一蹴されるのであろうが。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>2012年</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2012/01/2012_1.html" />
<modified>2012-01-26T21:55:38Z</modified>
<issued>2012-01-26T21:54:46Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2.839</id>
<created>2012-01-26T21:54:46Z</created>
<summary type="text/plain"> ふと気がつくと２０１２年である。 ここ１†２年いろいろと面白いことがあったのに...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>キャリアウーマン</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img src="http://www.lib.uk.net/blog/londonblog/career2.gif" alt="career2.gif" width="41" height="50" /><br />
ふと気がつくと２０１２年である。</p>

<p>ここ１－２年いろいろと面白いことがあったのに、　「これ、書こう」　と思いながら、怠惰を決めており、深く反省。　「今年こそダイエット」　と同時に　「今年はブログを頻繁に書く」　のが目標である。　<br />
その他にも　「田中造顔マッサージをする」　とか　「骨盤体操で肩こりをほぐす」　なんてのも、考えている。</p>

<p>いつの間にか、ギリシャの首相もイタリアの首相も失脚し、スペインの内閣は変わっている。　思えば、最近ホリディに行った国ばかりだ。　もし、私が経済テロリストかなんかだとすると、行く先々の国で経済が破綻するような工作を・・・・するわけないか。</p>

<p>天気は悪く、冴えない食べ物文化で、海水は冷たく、意地悪な人が多いイギリスから、ホリディに行きたいような国といえば、太陽はサンサンと輝き、食べ物は安くておいしく、海は暖かくてキレイ、人々は陽気である。　こんな楽園に住んでいれば、借金の返済なんていやな事を優先的に考えるわけがなく、そんな国々に金を貸したのが大間違いであろう。　</p>

<p>個人ベースで考えれば、ビーチに寝転び、オリーブとシーフードをつまみに、ワインをすすりながら、のんびり暮らしている輩に　「ぜーったい、ぜーったい、返すからね。　一生懸命働いて返すよ。　汗水流して働いて返すからさあ。　ね、だから、お金貸して」　と言われて、貸すバカはいないだろう。　ユーロ圏の今後はどうなるのか。</p>

<p>そういえば、ローマの話が終わっていなかった。　　</p>

<p>さて、旅行中のハイライトといえば、同じ旅でも人によって違う。　</p>

<p>カソリックの友人はもちろんバチカン市国への訪問。　</p>

<p>前日に他の教会に寄ったとき、　「懺悔、受付中。　ランプのついたブースにどうぞ。　英語もＯＫのブースあり」　みたいな表示を見たらしい。　で、それなら、いっそ、カソリック総本山のバチカンで・・・と思ったらしい。</p>

<p>サンピエトロ寺院では、荷物検査（危険物を持っていないか）の他に、服装検査（ショートパンツ、ミニスカート、肩だしトップはダメ）がある。　ガイドブックを読んでいれば、スカーフを巻いたりするだけでＯＫなのに、何の準備もなく、エセックスあたりの場末クラブに出かけるような格好で来て、入館を断られている女を見た。おまけに彼女のボーイフレンドは、「じゃ、待ってて」　とカメラを手にさっさと入ってしまい、　「せっかくのローマ旅行なのに、あのふたり、これっきりだろうね・・・」と友人と顔を見合わせたのであった。</p>

<p>懺悔？（告解？）はカソリック教徒から、神父さんに　「今日、今週、あるいは今月、自分で反省するべきこと」　の報告らしいが、友人は何年も　「溜めていた」　とのこと。　毎日曜日に教会に行っているのに　「地元の神父さんだと気心が知れていて、懺悔するのはちょっと恥ずかしい」　そうである。　意味不明だが。</p>

<p>その他にあれやこれや、いったいどんな悪いことをしてきたのかは知らないが、　「ものすごく怒られた」　とマジで汗を流しながら帰ってきた。　それでも、「今後は、悔い改めなさい」　と小さな金のペンダントを神父さんからもらったという。　「懺悔をしたので、天国に行ける。　帰りの飛行機が落ちても、大丈夫」　と喜んでいたが、カソリックでない私を巻き込まないでほしい。　別の飛行機にしようかしら。　（でも私には地元の神社の　「交通安全」　のお守りがあるからＯＫのはず）</p>

<p>私のローマのハイライトは　「スイカ」だった。</p>

<p>「すべての道はローマにつながる」　そうだが、実際のローマの道は一方通行が多い。　同じ番号のバスが行きと帰りでまったく違う道を走ることがあるのを知らなかった。　</p>

<p>オペラを見に行った帰りだ。　音楽学校の庭のようなところであった小さいオペラで、ビールを飲みながら夜空の下での鑑賞。　ほろ酔いでホテルに帰るはずの番号のバスに乗ったら、交差点で知らない道へと進んだ。　あわててバスを降りたが、見覚えのないエリアである。<br />
　<br />
友人の　「こっちだと思う」　という言葉を半信半疑に聞きながら進む。　ローマでは流しのタクシーがいないのもつらい。　時間は真夜中に近い。　無事にホテルに帰れるのか？　</p>

<p>大都市の郊外で場所の見当もつかないままにバスを降りる。　こんな無謀なことをアメリカですれば、あっという間に身包みはがされて、頭に風穴が開いているだろう。　とりあえずここはローマ、私たちのホテルのある地域は高級住宅街で、危険そうには思えなかったが、それでもわからない。げっ、やばくない？</p>

<p>と、そのとき、目の前に現れたのは、</p>

<p>・・・・・・・・・・・・・スイカの屋台</p>

<p>である。　</p>

<p>軽トラックの荷台にいっぱい積まれたスイカとメロン。　その隣には煌々と明かりをつけた屋台にテーブルと椅子。　そこで、小さい子も含めた家族連れが楽しそうにスイカにパクついているのである。</p>

<p>私は怪奇話が好きだ。　「夜道で見た、見てはならないもの」　といった話には結構詳しい。　このスイカの屋台の突然の出現はそれに近いものがあり、狐に化かされたような気分である。　そこから５０メートルも進むと別の屋台もあったので、どうやらローマ市民にとっては夏の夜の日常風景のようであった。</p>

<p>二人できょとんとしていたが、ホテル近くのマクドナルドが目に入り、なんとかホテルに戻った。　</p>

<p>あの屋台でスイカを食べてもよかったな、と今になって見れば思うが、翌朝、スイカの代わりにしゃれこうべを抱いて目が覚めた恐れもある。　</p>

<p>ゆえに、スイカの屋台が私のローマ旅行のハイライトだ。　異議、意見のある方はご連絡を。</p>

<p>今年もよろしくね。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>2012</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2012/01/2012.html" />
<modified>2012-01-24T04:02:25Z</modified>
<issued>2012-01-22T23:15:24Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2012:/blog/londonblog//2.838</id>
<created>2012-01-22T23:15:24Z</created>
<summary type="text/plain"> 新年早々、仕事で急遽一週間ほど東京へ出向いた。年々時差ぼけがひ どくなっており...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>新年早々、仕事で急遽一週間ほど東京へ出向いた。年々時差ぼけがひ<br />
どくなっており、ホテルで真夜中に長い時間仕事をするはめになる。<br />
１２平米のシングル部屋はキツイので、こたびは銀座にある、多少広<br />
めの部屋を持つホテルを試してみた。スーツケースをジャンプする必<br />
要は無く、客層は穏やかなのか、真夜中に大声で歌いながら部屋に入<br />
る兄ちゃんはおらん。ワイン屋は徒歩１０秒、コンビニは徒歩１分。<br />
良し、気に入った。今後も暫くここを利用することになるだろう。</p>

<p>歳を重ねると共に保守的になってきているのがわかる。一度良しと思<br />
えば、それ以上の事はどうでもよくなってしまう。これはよくないと、<br />
思ってはいる。四歳の長男は好奇心の真っ只中、天下一のいたずら坊<br />
主の称号を最近両親から授与された。家では日本語の長男が、英国の<br />
幼稚園で覚えてきたセンテンセスは、"Sit down!" と "Go away!"であ<br />
り、先生や同級生に shout されている図が浮かぶ。他方これはうらや<br />
ましい限りである。何事もやってみなければ、という意思はあるのだ<br />
が、坊主の名誉とはもう比較にならぬ。</p>

<p>枯れたオヤジの回想録となるが、若い頃は、ここに書くは躊躇すべきこ<br />
とも含め、どっぷりと突っ込んでいくという興味の対象がたくさんあっ<br />
たなア。小学時代、新聞店でのバイト給料（不法なるも時効）は、フィッ<br />
シング道具や音楽関連につぎ込まれた。小さなステレオを月賦で仕入れ、<br />
ＬＰを買い、直ぐに擦り切れる高価なダイヤモンド針を替えた。中学<br />
になると、自転車の大改造と洋服（アイビーが流行した）。高専時代<br />
は、サッカー、バンド、アマチュア無線、そしてオートバイ。無論こ<br />
の間、女の娘などは大いに含まれる。中学時代にアマチュア無線資格<br />
を既に取得し、かつ英語が多少できるという、とんでもない男が同年<br />
にいた。これはやらねばと思ったが、２０年かかって後者を含めなん<br />
とかした。凝り性ではあったと思う。これら道楽は全て金のかかるこ<br />
とであるが、親の説得やバイトやパチンコ（これ重労働）を通じて、<br />
交渉や仕事をして収入を得る面白みを１０代で体ごと知ることができ<br />
たのは、実におもしろきことであり、これらはその後の僕の仕事論に<br />
影響しているのであろうかなあ、と思う。</p>

<p>歴史小説に出てくる５０歳前後の偉人たちは、取り掛かっている仕事に<br />
ドップリ浸かっており、道楽の時間は無いように読める。とはいえ、道楽<br />
につながる好奇心とか探究心は、持ち続けていたのでは。これがないと<br />
石頭となり、暮らしが暗くなる。</p>

<p>５１度目の正月。時差ぼけをはじめ、さまざま衰えるところが多いの<br />
は自然のいたすところ是非も無し、せめて気の持ちようでもって不自<br />
然にでも若返るべきところは、意識して活を入れていこうと思う。謹<br />
賀新年、とにかく明るく行きましょうや。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>New Year&apos;s Eve</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2011/12/new_years_eve.html" />
<modified>2011-12-31T23:37:50Z</modified>
<issued>2011-12-31T23:12:00Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2011:/blog/londonblog//2.837</id>
<created>2011-12-31T23:12:00Z</created>
<summary type="text/plain"> 大晦日の朝は少し二日酔いと少しの寝坊、子供達に起こされ、近所の Batters...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>大晦日の朝は少し二日酔いと少しの寝坊、子供達に起こされ、近所の<br />
Battersea Park Children's Zooで猿やら豚を見学したが、彼らはその<br />
後、play area でそのまま豚か猿と化していた。砂だらけで濡れた服を取<br />
り替えてから、昼食はこれまた近所の Cho-san にて。カツ重が美味かっ<br />
た。</p>

<p>午後はゆっくり家でシャンペインをいただきながら、日本のＴＶ番組、<br />
ゆく年くる年をリアルタイムで観た。今年の春先、面白い仕掛けを作っ<br />
てみた。日本のテレビ番組をＵＫで楽しむというものである。日本のど<br />
こかにＰＣを置き、テレビのアンテナ・チューナーを接続し、ＵＫから<br />
（または世界どこでも）インターネット経由でこれをダウンロードした<br />
り、リアルタイムのストリームで観るというものである。事業ではなく、<br />
個人が番組を楽しむ分には、今の法律はそう煩いことは言わぬ。当仕掛<br />
けでは、日本でのＴＶ受信ＰＣは函館市に存在している。この為、東京<br />
で見れる番組が、たまに番組表に無い、というマイナーな問題があるが<br />
（日曜の時事放談など・・・）、家の者たちにとって、無くてはならぬ<br />
ものとなっている。しかるに、家人達に唯一褒められるのは、ＩＴ（情<br />
報技術）に強い、ということであるが、それは３０年来の僕のビジネス<br />
である。弱いというわけには参らず、なんとも情けないことではある。</p>

<p>１２月は、我が家ではどちらかといえば凶である。僕は、患者として病<br />
院のベッドで一晩でも過ごすということが皆無である運を持つが、４歳<br />
の長男は既に２度それを経験している。それらがどちらも１２月。二度<br />
と起こって欲しくないイベントだった。そもそも、４年前のクリスマス<br />
前後に生まれてくるべきだった彼は、その時期を嫌ったか、７週早く１<br />
１月上旬に出生の日を定めた。そんなこともあり、１２月に入るや警戒<br />
レベルをイエローに引き上げ、そろりと師走を過ごしてきた。おかげさ<br />
まで、あと１時間で無事１２月も終了だ、ありがたや。ＴＶはＢＢＣあ<br />
たりに切り替え、寝酒のポートワインと共に、恒例のNew Yearどんちゃ<br />
ん花火を楽しもう。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Governance</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2011/12/governance_1.html" />
<modified>2011-12-31T21:11:47Z</modified>
<issued>2011-12-30T21:08:26Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2011:/blog/londonblog//2.836</id>
<created>2011-12-30T21:08:26Z</created>
<summary type="text/plain"> 他方のスキャンダルだが、こちらはそう簡単ではない。 最近のニュースでは、旧トッ...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>他方のスキャンダルだが、こちらはそう簡単ではない。</p>

<p>最近のニュースでは、旧トップが事の了承を認めたとある。それ以前<br />
には、関与を否定したとあった。組織のトップが、これほどの粉飾を、<br />
自分の知らぬところであったと発言することは、自らが、その資格停<br />
止を宣言すると同じであろう。知らぬところで発生した、だからトッ<br />
プとしては責任は軽い、という考えでの発言なのであれば、それは驚<br />
かざるを得ない。部下や社員の皆さんには、まことに気の毒なことで<br />
ある。</p>

<p>たたき上げで社長まで登りつめたということは、無論大きな功績を何<br />
度も上げてきた、戦略も実行力も優れた方であろう。どういう気持ち<br />
で数年ＩＲを実施してきたのであろうか、心中穏やかではなかったで<br />
あろうが、その行く末に、子供だましのような発言と共に、社長９年<br />
間、７０歳で刑事事件の中心人物となってしまう。なんとも言えぬ、<br />
あまり聞きたくないストーリーである。名こそ惜しけれ。</p>

<p>城山三郎氏は、企業のトップ、長くても６年がよろしい、と。一般論<br />
を引き出すのは少々荒っぽいとは思うけれども、大いにうなずいてし<br />
まう、さすがのご識見。大企業のような多くの人材を持たぬ中小企業<br />
では、相当な難しさはある。実際はさておき、それでもポリシーとし<br />
ては、起業当初から持ち続ける事に意義はあるはずだ。なにしろ、世<br />
代交代も視野にいれ、うん十年単位での持続性をポリシーとして持ち<br />
続ける者にとって、順法は、これ最低限。一時的な非営業利益の為の<br />
無用なリスクは取り得ない。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Governance</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2011/12/governance.html" />
<modified>2011-12-22T23:14:42Z</modified>
<issued>2011-12-22T22:46:57Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2011:/blog/londonblog//2.835</id>
<created>2011-12-22T22:46:57Z</created>
<summary type="text/plain"> 僕の名前は吉田卓弘と書く。父親は国語の教諭であり、次男のはちょ いとひねってや...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>僕の名前は吉田卓弘と書く。父親は国語の教諭であり、次男のはちょ<br />
いとひねってやれと思ったのであろうか、[たく]ではなく、 [たか]ひ<br />
ろと無理やり読ませた。僕と同じ綴りのTakahiro Yoshidaさんにめぐ<br />
り合ってはいないが、数ヶ月前、全く同じ綴りの方、但し随分若そう<br />
な方から、僕のFacebook にリクエストが来た。どうしたものかと思っ<br />
たが、面白そうだったので Accept した。その後、何が起こるでもな<br />
く、メッセージも来ないし、整理のついでに消去したが、先方も単に<br />
なにかあるかもしれないと思ってリクエストしたものであろうか。ち<br />
なみに、Facebookはそれを知る為にアカウントを作った。月に何度か<br />
思い出してはアクセスする程度である。毎日数時間を費やす若者がい<br />
るそうだ。何が面白いのやらとんと分からぬが、こうした新媒体は次<br />
々と出現するのであろう。企業がこれらをすばやく勉強し、PRの新手<br />
段として取り組まねばならぬのは明白であることはよく分かるが。</p>

<p>２年前、長女の名前を決めなければならなかった。その読み音（即ち<br />
英語表記にもなるが）は、わりとすんなりと決めたが、日本語での書<br />
き表記に悩み、結局２文字のカタカナのままで大使館に登記した。僕<br />
の祖母は明治生まれで、[コト]という、なんとも可愛らしい名前だっ<br />
たが、その体系。良い漢字が見つかったら、変更すればよろし。と思<br />
っていたが、これを彼女の祖父、即ち僕の父親に伝えたところ、名を<br />
変更するのは、相当な理由がないと無理であろうという。知らなかっ<br />
た。長女が将来、どの国で永く住むことになるものか、見当もつかぬ<br />
が、それが日本であった場合には、名について多少珍しがられるであ<br />
ろう。父親に似て字が下手だったら、カタカナで計４画というシンプ<br />
ルさが襤褸隠しにはなるかもしれないけど。</p>

<p>まあ、名前なんぞは背番号みたいなもので、なんでもよいと思う。４<br />
９番でも打つ人は打つであろう。数年前に長男ができたとき、画数云<br />
々という事を言うてくれた人もあり、少々インターネットで勉強して<br />
みた。苗字を変えるわけには参らぬから、さっそく尊敬する吉田茂や<br />
吉田松陰の画数を調べたところ、ほぼ最悪の姓名判断結果であったに<br />
て、考慮に値せず。結果、長男は英語で３文字、漢字では１文字、そ<br />
の画数は３。数字を覚えるのに桁数は少ない方が容易であろうが、似<br />
たようなものであろう。父親の勝手な視点では、気に入っている名で<br />
はある。</p>

<p>さて、名こそ惜しけれ。無論、一個の人格を指しての惜しけれなので<br />
あって、その名がトニーであってもタカヒロであっても、そんなこと<br />
はどうでもよい。昔の日本の武士階級の人々が、男も女も子も、かく<br />
仕事すべし、かく生きるべし、というポリシーを示したものである。<br />
人の上に立つ人々の中にも、大いに勘違いしている輩、昔もかほどに<br />
多かったのであろうか。すなわち、名と職位をあべこべに考える。職<br />
位こそ惜しけれ、そして、惜しけれの意が１８０度反転している。肩<br />
書きに恋々とし後世にゆずらぬ、地位を乱用して公の資産を私の資産<br />
に移動する等々、話題に事欠かない。丹羽中国大使の受け売りだが、<br />
そんなに地位が大事なのなら、毎朝たすきを肩にかけて、私はどこぞ<br />
の社長であるとか、どこぞの元頭取だったと大書してモナコのカジノ<br />
街あたりを歩けばよい。なにが面白いのだろう、全く分からぬ。</p>

<p>ガバナンスという単語を新聞などでよく目にする。カタカナで書いて<br />
しまうと、日本のメディアの使い方からか、順法性を主に指すような<br />
印象を受けるが、本来は広い範囲での”組織統治全般”にあると思う。<br />
軍隊でいうと、”左翼がやばい、援護！”とトップが号令すれば、参<br />
謀が、”中央後方転換、リスクはＢ”、”よしっ、やれっ”と、トッ<br />
プの判断が前線の兵隊まで迅速かつ正確に行き渡り、かつ実施できる<br />
組織のありようが、強いガバナンスの指すところだと思う。企業も同<br />
様である。”ここ３ヶ月、事業Ａは多少手抜きで良し、事業Ｂにフォー<br />
カス！”。”世間に説明できぬような、ぬるいことはするな！”。トッ<br />
プの意思が前線部隊まで、いかに効率よく正確に伝達され実施される<br />
か。どうそれを計測して素早くPDCAを回すか。様々な組織論がトップ<br />
の頭を悩ますわけであるが。</p>

<p>会社組織のガバナンスでは、取締役会がその組織を統治することが最<br />
初の仕事。今話題になっているカジノファンが元会長だった会社組織<br />
のガバナンスは、きっと平均以上の強さを備え、運用しているのだと<br />
予想する。その一部事業の圧倒的シェアが物語っている。問題は、取<br />
締役会自体を誰がどのように統治するか、というところにある。現代<br />
の年一度の株主総会はワークしないことは事実が物語っている。社外<br />
取締役とか委員会設置会社などという手段もあるが、これを決定す<br />
るのはトップである。名こそ惜しけれという意思を欠いた者がトップ<br />
に着くことから、こうした事件が発生するのだから、解決の本筋には<br />
なれないだろう。日本男児の末席に位するもの、このような子供じみ<br />
たスキャンダルを世界に発することは以後皆無としたい。第一歩とし<br />
て、名なぞ惜しくないという人物を上場企業のトップに据えることを<br />
日本国では断固違法とした、とはできないか。上場会社または売上ウ<br />
ン十億以上の企業では、法律でもって世襲を禁止。優秀な２世だった<br />
ら、他の会社でも出世し、会社や日本国の為に良き仕事をしてくれる<br />
であろう。<br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Jet lag</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2011/12/jet_lag.html" />
<modified>2011-12-22T23:56:44Z</modified>
<issued>2011-12-12T16:35:12Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2011:/blog/londonblog//2.834</id>
<created>2011-12-12T16:35:12Z</created>
<summary type="text/plain"> 1990年1月、はじめての欧州、ロンドン・ヒースロー空港行きJAL機に 乗って...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>1990年1月、はじめての欧州、ロンドン・ヒースロー空港行きJAL機に<br />
乗っていた。前職でお世話になった会社への入社面接が目的だった。<br />
当日のロンドンは記録的な大嵐。ひどい風でなかなか着陸できず、パ<br />
リにリルートするかもしれないという機内アナウンスが日本語であっ<br />
た。ちなみに当時、英語は全く解せない。空港上空で、滝のような急<br />
降下・上昇を１時間半ほど執拗に繰り返し、飛行機というものは、か<br />
ほどに残酷な揺れを持ってしても翼が折れないものかと、青い顔をし<br />
ながら妙に関心していたが、暫くすると周りの乗客の女性・子供達の<br />
悲鳴と共に、Terminal 3 に着陸した。 Landingの刹那、機内では乗客<br />
の拍手が湧き、その後１分ほども続いた。</p>

<p>ＢＴのロンドン電話網は嵐の影響でほぼ全滅だったのだが、お目当て<br />
のオフィスに電話が通じないのは、初めてのＵＫ公衆電話の操作ミス<br />
かもしれないし、コインの入れ方がおかしかったのかもしれない、そ<br />
もそもコインが間違っているのではないか、などという、まったく外<br />
地で左右何がなんだかさっぱり分からぬ、という状況に陥った。なん<br />
とか事前に教えてもらったとおり、のろのろ運転の地下鉄を乗り換え<br />
したりして、シティーにある目的地の最寄駅に到着した。ここまで着<br />
陸から３時間程はたっぷり経過していた。ビル名（ワールドトレード<br />
センター）しか覚えていない。道を聞いても英語は分からん。地図も<br />
なし。携帯電話が出現するには５年待たなければならない時代の大嵐<br />
の夜である。目的地の隣のビルに入ってしまい（当時、ワールドトレー<br />
ドセンターは二つのビルからなっていた）、その中を１時間もあちこ<br />
ち歩いた末に、これは何か違うな、などと相当勘に頼った試行錯誤で<br />
あった。Ｏ型というのは、予め地図も用意しない良い加減なのだが、<br />
結局は何とか仕上げる、という能力は多少持っている。</p>

<p>勘を評価いただいたのか、その夜、社長さんにさっそく合格を頂<br />
戴し、社員の皆さんにどこぞのイタリアン・レストランに連れて行っ<br />
てもらったが、なにを食うたらよいものか、英語のメニューを将来の<br />
同僚さん達に説明して貰い、なぜかウナギを頼んだが、半分喰ってあ<br />
との半分はその場で寝ていたように記憶している。２９歳の新入社員、<br />
現地採用の日本人は僕が初めてだったそうだ。</p>

<p>初欧州の洗礼は、これだけでは終わらない。２泊後の帰路、飛行機が<br />
故障して飛ばなかった。空港近辺のホテルで一泊となったが、これも<br />
英語のアナウンスが多く、なんだか左右さっぱり分かん。金魚の糞を<br />
実施、なんとか航空会社が手配したホテルに宿泊し、翌日午後のフラ<br />
イトに乗ることができた。当時若かったが、それでも、わけのわから<br />
んことにとにかく疲れた。東京のアパートに帰宅後、２０時間ぶっ通<br />
しで寝た。これ、運が良いか悪いかとなれば、初の欧州行きでこのよ<br />
うな経験は、そう得られないであろうから、大吉。</p>

<p>---<br />
ロングホールによる時差ぼけというのは、歳をとると共に厳しくなる<br />
と思っているが、そうでもない方々もおられる。東京から先ほど飛ん<br />
でこられて来たこの年齢の方が、なぜこんなにお元気なのだろうとい<br />
うケースは多々ある。残念ながら僕は前者の典型であり、最近では筋<br />
肉痛と同様、３日目が一番きつい。夜、多少のワインを飲んでから遅<br />
めに寝ても、夜中の２時、３時に目が覚める、というような程度のも<br />
のではなく、完全なる覚醒である。是非も無く、うだうだ仕事をする。<br />
その質は無論貧弱。漸く目が疲れてきた朝の５，６時位に２度寝に入<br />
るが、その後２時間で出社の時間となる。これが完璧に晴れるまでに<br />
は、まず１週間はかかる。ところが、その時点でそろそろ帰国となる<br />
ので、逆の同じことが、今度はロンドンでまた起こる。</p>

<p>時差ぼけフリー、かつ超高速な移動手段を発明していただきたいなあ<br />
と思う。酔うといつも同じ事を言出だすが、飲み相手も同様。大体は<br />
地球に縦穴を空けてカプセルでシューっと、という現実性のない貧弱<br />
かつ柔軟性の全く欠如した空想となる。昨年は１１月に大雪の降った<br />
ロンドンだが、今シーズンはまだ無い。とはいえ師走に入り、冷たい<br />
風の強い日が続いている。皆様、風邪などめされぬように。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Kanji</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2011/12/kanji.html" />
<modified>2011-12-06T20:54:16Z</modified>
<issued>2011-12-06T20:49:56Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2011:/blog/londonblog//2.833</id>
<created>2011-12-06T20:49:56Z</created>
<summary type="text/plain"> 長らく日本を離れて英国なんぞに住んでいると、東京出張の際にどう しても気をつか...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>長らく日本を離れて英国なんぞに住んでいると、東京出張の際にどう<br />
しても気をつかう。タクシーのドアを自分で閉めてはいけない、相手<br />
に酒を注がねばならぬ、リフトでは女性を背にして出たほうが無難等<br />
々、意識をせねばならぬことが多々ある。電車で肩がぶつかったとき<br />
に、反射的に sorry と言ってしまい、たいへん嫌な雰囲気をつくっ<br />
てしまうことなどは、海外土着組の共通の課題であろう。日本で２０<br />
年生活している英国人の知人を持たぬが、一度、そのような人とゆる<br />
りと酒でも酌み交わしたいものである。差すのを忘れるのは、無論僕<br />
の方であろう。</p>

<p>気疲れなのか時差ぼけなのか、東京で飲むと普段より酔いがまわる。<br />
心地よい睡眠をブレークされた時、それがタクシーの中であることを<br />
理解するのに１秒かかった。２秒後には自分が何処にいるのかを忘れ、<br />
"What did you say?"。３秒後にその失態に気付いたが、あとに戻れ<br />
ずそのまま通し、Thank you といって下車した。乗ったときには”新<br />
富町のなにがしホテルまで御願いします”と函館なまりの日本語であ<br />
ったろう。運転手さんは狐につつまれたようであったろう、まったく<br />
申し訳ないことをした。</p>

<p>こうした海外ボケ防止もあって、なるべく母国語の新聞や小説を読む<br />
ように心がけている。いや、活字中毒ほどは行かぬまでもそれに近い。<br />
成田空港で最新の文芸春秋を手にいれてからバスに乗りこみ、塩野さ<br />
んのエッセイなどを夢中で読みながら、気がつくと一瞬にして都心に<br />
入っている。至福の時間である。</p>

<p>読むぶんにはまず問題ない。プロの文章家の句読点の打ち方に文句を<br />
つけたくなることもたまにはある。だが絶対的に漢字を書けなくなっ<br />
てしまった。いま”一瞬”という単語を使ったが、ワープロのお世話<br />
になっているだけであり、自分の手では書けるのは、”一”の方だけ<br />
である。しかし、その回復とか勉強は、今時間を割けられる分野では<br />
なく、当面は是非もなしと諦めている。壁に貼られた級友の作文かな<br />
にかの流暢な文字をまのあたりにし、こらあかんと諦め、書き文字と<br />
いうものは自分だけが後に記憶をたどれる程度で十分と、勝手に決心<br />
したのは確か小学５年生の時だったと思う。その後幸運なことに、Ｐ<br />
Ｃやワープロというものが出現し、僕の決心を裏付けてくれた・・・<br />
とは思わないが、漢字を書けなくても、いまのところ大いなる不便は<br />
ない。ないが、恥かしい思いをせねばならぬのが、結婚式とか、ホテ<br />
ルのチェックインとか、公衆の面前で漢字を書かねばならぬ際である。<br />
かくして僕にとって、やはり東京はある種の緊張を迫られる場所になっ<br />
ている。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Cold Turkey</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2011/10/cold_turkey.html" />
<modified>2011-10-04T01:10:14Z</modified>
<issued>2011-10-04T00:31:33Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2011:/blog/londonblog//2.832</id>
<created>2011-10-04T00:31:33Z</created>
<summary type="text/plain"> 節目とは良く言ったもので、自然科学的には殆ど意味が無いのだろう が、それ、怠惰...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>起業家兼企業家</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img alt="shacho.gif" src="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/shacho.gif" width="47" height="53" /></p>

<p>節目とは良く言ったもので、自然科学的には殆ど意味が無いのだろう<br />
が、それ、怠惰な僕のような人間にはそうしたイベントが、しばしば<br />
行動のトリガーとなってくれる。</p>

<p>今月は二つ。当社の１０回目、および個人の５０回目の誕生日を迎え<br />
たこと。</p>

<p>前者だが、特別な感慨は無い。SustainAbility などと偉そうなこと<br />
を言い続けてきた。今でも判断のポリシーの第一はそれである。たか<br />
だか１０年でどうこう言う筋合いは無いであろう。最初の小さな１ユ<br />
ニットを、まずはサバイブしたぞえ、と言う位の気で、永く顧客に愛<br />
される組織を維持せねば、いまだ吹けば飛ぶような組織である。せい<br />
ぜい励み続けなければなるまい。</p>

<p>後者は、それほど単純ではない。人が死ぬれば、その将来は死の刹那<br />
に消滅する。将来やるべきこと、いや、確実にやらねばならぬものが<br />
在ると信ずる者にとって、死ぬることなくそれに向かって前進を続け<br />
られたと思えば、それはなかなかのものである。まさに、ありがたい。<br />
以前、運のことを書いた。努力による運、全くの偶然による運。ヘル<br />
シー的には大分お茶目な３、４０代を過ごしてきた者にとって、５０<br />
年間死ぬることなく過ごせたことは、神仏に頂戴した運がよほど良かっ<br />
たとしか結論付けられない。他方、運によりかかるものは、運によっ<br />
て滅びることも歴史的事実のようであり、そこのところが、実にヤバ<br />
イと思っているこの頃である。簡単に言うと、酒とタバコという悪友<br />
達から、少し距離を置いた付き合いをせねばなるまいだろうなあ思う。<br />
（こういう表現に意思の弱さが表れるなア）</p>

<p>ここまで書いて、いつもの半分程に量を減らした（本日）最後のタバコを<br />
庭でくわえていたら、天から声が降りてきた。”オッサン、１０年前の誕<br />
生日にも、同じこと言ふてたで”</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>ＵＦＯ　目撃情報</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/archives/2011/08/post_560.html" />
<modified>2011-08-30T11:16:15Z</modified>
<issued>2011-08-30T11:15:00Z</issued>
<id>tag:WWW.lib.uk.net,2011:/blog/londonblog//2.831</id>
<created>2011-08-30T11:15:00Z</created>
<summary type="text/plain"> ２０１１年８月２６日　（金）　９ｐｍ　南ロンドンで、ＵＦＯ　らしきものを目撃し...</summary>
<author>
<name>lib</name>


</author>
<dc:subject>キャリアウーマン</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://WWW.lib.uk.net/blog/londonblog/">
<![CDATA[<p><img src="http://www.lib.uk.net/blog/londonblog/career2.gif" alt="career2.gif" width="41" height="50" /><br />
２０１１年８月２６日　（金）　９ｐｍ　南ロンドンで、ＵＦＯ　らしきものを目撃したので報告しておく。</p>

<p>窓を開けると、西の空にオレンジ色の光が並んでいた。　　線香花火の終わりにできる赤い玉のような色と形でくっきりとした丸い光が、１０個くらい宙に浮かんでいる。　最初は近くの公園で花火を打ち上げているのかと思ったくらいで、けっこう大きい。　遠い星の大きさではなく、２０メートル先の赤信号レベルのサイズである。</p>

<p>んん？　と友人と顔を見合わせた。　「あれ、何？」　「さあ・・・」</p>

<p>友人がぜんぜん動揺していないので、　（胆の据わった奴だ・・・）　と感心したのだが、後日聞くとメガネをかけていなかったので、イマイチよく見えていなかったとのことだった。　（目撃者として不適当）</p>

<p>光の玉はヘリコプターのような音はなく、飛行機のようには直線で移動していない。</p>

<p>はじめは編隊を組んでいるみたいに、クリスマスツリーのような長細い三角形を作っていたが、そのうち、編隊が崩れてバラバラとなり、ひとつずつ離れていき、雲に隠れて消えた。</p>

<p>見ているとき、ＵＦＯという単語が出なかったのは、あまりに堂々とした出現の仕方だったからか。　できれば皆様の注意は引きたくないという遠慮が見えなかった。　光の玉もでかかったし、数もあった。　撮影したければ、どうぞご自由に、というおおらかな態度である。</p>

<p>最近、ＵＦＯの目撃情報が多いと聞くが、それは携帯の普及とＹｏｕｔｕｂｅのせいだろう。　昔なら、映像で記録したり、公表する機会はなかったもんね。　が、残念ながら、私の携帯は超旧式で、　「電話をかける、受ける」　「テキストを送る、受ける」　以外の機能がない。　ポカーンと口を開けて見ていただけだ。</p>

<p>ＮＡＳＡには秘密情報がある。宇宙人の死体が保存されているとういう噂もある。　</p>

<p>宇宙人といえば、クラゲのようなのとか、逆三角形の緑の小人がよく描かれている。　とりあえず目鼻があって、手か、手の機能を持つものがあるあたりが、人間の形をベースにしただけで想像力に乏しいよね。　もしかすると、サイコロの形でころがりながら移動するとか、腕時計の形でチクタク地面を滑って動く生物かもしれないのにねえ。</p>

<p>ＮＳＡは色々なことをやっているらしく、怪しげなダイエット広告ではＮＡＳＡが秘密裏に研究開発したダイエットサプリなどもあることになっている。</p>

<p>空に浮かぶ奇妙な物体はときどき見かける。　あれ？　という感じで空を見上げると、つられて見る人がいるのでおかしい。　反応がないときは　「何かしら・・・」　とつぶやいて注意を即す、ということもやっている。　個人的には、昼間の空に浮かぶ銀色の物体は糸の切れた風船　（銀色）　だと思う。　田舎道での夜間のドライブで見るのは車のヘッドライトの反射だったりするらしい。</p>

<p>でも、何だったんだろうな、昨夜のオレンジ色の光の編隊。　不思議。</p>

<p>そういえば、子供の頃、夕方、空を見ていると怪しげな物体が飛んでいるのを見たことがあった。　いそいで母親に報告に行ったのだが、</p>

<p>「ＵＦＯ？　そう、よかったわね。　で、宿題は終わったの？」　という返答だった。</p>

<p>ＵＦＯの目撃情報よりは、宿題のほうが重要であるという教訓を得た大切な瞬間である。　</p>

<p>さて、宿題をしなくてもよい年代の私。　最後の光が雲に隠れると、</p>

<p>「あーあ、見えなくなっちゃった。　じゃ、ワインでも開けますか？」　と友人と酒盛りに入った。</p>

<p>大人になった今、ＵＦＯよりはワインのほうが重要である人生を送っている。</p>

<p>ＰＳ．Ｙｏｕｔｕｂｕｅ　で検索すると、　ＵＦＯ　Ｆｌｅｅｔ　という所にたくさん映像があった。　「やはり、ＵＦＯの編隊だったか・・・」　と思っていると、その後、　Ｃｈｉｎｅｓｅ　Ｌａｎｔｅｒｎ　の項目があり、願い事をこめて空に放つ提灯（？）がＵＦＯと勘違いされる、とのこと。　ちっ、ＵＦＯでなかったのか・・・。</p>]]>

</content>
</entry>

</feed>
