ウイスキー

スコットランド名産の1つ、スコッチ・ウイスキーの定義は、スコットランドで蒸留され、3年以上熟成されたウイスキーのこと。大麦麦芽だけで造られ、単式蒸留機、オーク樽で熟成された「モルト」と、大麦と他の穀類から造られて蒸留過程も違う「グレン」があります。

他のモルトとブレンドしていない、あるいは1つの蒸留所だけで作られたウイスキーがシングル・モルト。スコッチ・ウイスキーの原型です。

The Scotch Malt Whisky Society」の会員(有料)になると、月刊専門誌の受け取りやテイスティング・イベント参加、提携バーでの飲食割引をはじめとした特典を享受できます。

スコットランドに比べると小規模ですが、北アイルランドやウェールズでもウイスキーを生産しています。

スコットランドには140以上の蒸留所があり、特にその半数が集中するのはスペイ河畔。見学のできる蒸留所も多くあります。

ワイン

英国ワインは、海外でも評価が高まっており、国際的な賞を受賞している銘柄も数多くあります。気候に合った白やスパークリングに高評価のものが多いようです。

ワイナリーは、ロンドン近郊のケント(Kent)やサリー(Surrey)、サセックス(Sussex)に集中し、そのほとんどは見学可能。ドライブやピクニックがてら英国産ワインを探しに行くのもよいでしょう。事前に予約してガイド付き見学ツアーに参加したり、ワイナリー内にあるパブやレストランで食事やテイスティングを楽しんだりするのがお勧めです。

ジン

その虜になる味わいから「Mother’s Ruin(母の破滅)」の異名を持つジンは、英国でもっとも飲まれているスピリッツ。ここ10年ほどはクラフトジンへの注目も集まり、新しい蒸留所も増えています。試飲や蒸留所ツアーに参加してジンの製造プロセスを学ぶことができる蒸留所もあります。詳しくはこちらから。

2020年よりバッキンガム宮殿の庭園で育った柑橘類やハーブを使った「バッキンガム宮殿ジン」が発売に。生産数が限られているので、早めの予約が必須。

日本酒

英国でも日本酒は少しずつ注目を集めつつあります。現在、国内では主に2つの酒蔵があります。

www.dojimabrewery.com
www.kanpai.london