イギリスの小切手文化に幕?
チェックでの支払いを受け付けない店や機関、続々と現れる

7月15日からロンドン地下鉄では、窓口でのチケット購入に小切手(Cheque)が使用できなくなった。1990年には現金以外の支払い方法の87%を占めていた小切手だが、3年前に導入されたオイスターカードの普及もあり使用率は激減。今では75%の乗客がオイスターカードを利用し、小切手による支払いはわずか1%になっているのが理由だという。

これに先駆け、Asda、Morisons、Boots、WHSmith、Shell、Next、PC Worldなどの大手小売業でも既に小切手を受け付けなくなっている。Argosでは7月28日から、Sainsbury’sでも8月1月から使えなくなる。スーパー最大手のTescoでは試験期間中で、顧客の反応を見て決定する予定。

クレジットカードやデビットカードが支払い方法の主流となり、1990年に毎日1100万枚切られていた小切手は2005年には約半数に。店側でも小切手処理にかかる負荷を減らしたいのが本音だろう。 しかし消費者団体「Which?」の調査によると、「小切手を便利だと思う」人は57%を占め、公共料金の支払いや小規模ビジネスでは未だポピュラーであるため、すぐに無くなるということはなさそう。

ちなみにイギリスに、完全印刷された小切手が登場したのは1700年代のこと。個人用小切手は1810年に初めて使われた。

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