ハロウィンに続いて、ガイ・フォークス・ナイト、ポピー・デーこと戦没者追悼記念日(Remembrance Day)と、11月初旬は宗教や歴史がらみの行事が続くイギリス。そして、この時期のもう一つの宗教イベントがディワリ(Diwali)。ロンドンのトラファルガー広場で10月末に盛大に開催されたイベントDiwali on the Squareのニュースを耳にされた方もいるだろう。
ディワリとは、光のフェスティバル(Festival of Light)とも呼ばれるヒンズー教の大祭で、悪の闇からの善である光の勝利を祝い、女神ラクシュミを迎える行事。ヒンズー暦を元に10月末から11月初めの新月の日がDiwaliとされ(今年は11月9日)、その前後の5日間がディワリの祝賀期間となる。シーク教徒やジャイナ教徒もディワリを祝賀の時期として迎えるという。
イギリス国内のヒンズー教徒はインド系を中心に約75万人といわれ、これは総人口の1%以上に当たる数。その半数以上が住むロンドンでは西部〜北西部のBrent、Harrow、Southall、Hounslow、Wembley地区、地方ではレスターやバーミンガムなどでヒンズー教徒のコミュニティが形成されていて、ディワリには煌びやかな飾りつけで華やかな雰囲気に包まれ、夜には盛大に花火が上がる。
ヒンズー暦ではディワリが年の最終日、その翌日が新年に当たり、ヒンズー家庭では大掃除をして光にちなんだ飾り付けをし、カラフルな新調の服を用意して、祝いの品やお菓子を贈り合う習慣もあり、日本のお正月のような季節を迎える。イギリスでもヒンズー家庭の多い地域では、公立校も休日となるほど。
イギリスには150以上のヒンズー寺があるが、ロンドン北西部のNeasden Temple(Shri Swaminarayan Mandir:http://www.mandir.org/)はヨーロッパ最大のヒンズー寺とされ、ディワリ当日は祝賀行事のほか、夜には盛大な花火の打ち上げが行われる。今年はチャールズ皇太子ご夫妻の訪問も予定されている。
もしも近所や職場など身近にヒンズー教徒の知り合いがいたら、‘Happy Diwali!’とお祝いの言葉をかけてみて。
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