通学路で、登下校中の児童の安全確保に努めるLollipop Ladies(男性の場合はLollipop men)は、イギリス版「緑のおばさん」として親しまれている。横断歩道の真ん中に立って車を止めながら、歩行者を誘導してくれる頼もしい存在だ。名前の由来は、彼らのトレードマークでもある‘Stop’と書かれた標識が、大きなロリポップキャンディーの様に見えることから。
ところが最近、彼らの指示に従わないドライバーが増え、ロリポップレディーが脅威にさらされている。大多数のドライバーは従順であるものの、暴言を吐いたりゴミを投げつけたりする不届き者も多く、ロリポップレディーが轢き逃げされてしまう最悪のケースまであるという。
法的に、ロリポップレディーのサインは赤信号と同等の権限をもち、無視した場合は£1,000の罰金か3ポイントのペナルティが課せられる。しかし現実的には、横断歩道で止まらない車から子供達と自身の安全を守るのが最優先となるため、違反車のナンバーを控えることは難しい。こうした現状を重く見て、帽子やロリポップにビデオカメラを取り付けた新装備で対抗するカウンシルも現れた。
多くのロリポップレディーは年配者で、社会的意義や子供達との触れあいのために£6程度の時給で仕事を引き受けてくれている。横断歩道で出会ったら、「ありがとう」の一言をお忘れなく。
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