冬の朝の健康食「ポリッジ」

  冷え込み厳しい冬の朝、体が温まるアツアツの英国らしい朝食といえば、ポリッジ(porridge)。日本ではオートミールとして知られる、オート麦を水やミルクで煮たお粥のような一品だ。

  子供たちに親しまれてきた童話『ゴルディロックスと3匹の熊(Goldilocks and the Three Bears)』にも、ポリッジが登場。元々はスコットランドの伝統的な朝食として知られ、イギリス各地でも食べられるようになったが、冬場は特にトーストなどの朝食から、アツアツのポリッジに切り替える家庭が多くなる。

  植物繊維が豊富で、ビタミンEやB1、B2を多く含み、便秘対策にも効果抜群。腹持ちがよく、コレステロール値も下げるとあって、最近は健康食として見直され、売り上げも上昇中。

  このポリッジ、電子レンジで簡単に作れるインスタント商品もあるが、オート麦本来の素朴な味わいを楽しめ、栄養価もより高いのはporridge oats(皮を取り除いただけのオート麦)で調理したもの。作り方は簡単。鍋にポリッジオーツと水、またはミルクを入れて、スプーンでかき回しながら5分ほどグツグツ煮て、お粥状になったら出来上がり。

  これに、スコットランドでは伝統的に塩をふって、イングランドでは砂糖にミルクをかけて食べるのが一般的。お好みでハチミツやジャム、バナナなど果物を添えるもよし。意外と合うのが、きな粉。香ばしさが日本人には懐かしい味わいに。寒い冬の朝、アツアツのポリッジを一度お試しあれ。

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