2007年度イギリス予算案発表、
日常生活で何が変わる?

  ゴードン・ブラウン財相が深紅の「バジェット・ボックス」を掲げ微笑む、お馴染みの光景と共に2007年度予算案が発表された。次期首相となることが有力視されているブラウン財相の、新政権への布石となるような大胆な予算案との評判だ。所得税の基本税率を22%から20%に(過去75年間で最低税率)、法人税を30%から28%に下げ「減税」を強調する財相だが、その一方で低所得者に対する10%の最低税率を廃止するなど「ペテン税制」との批判も聞かれている。何かと分かりにくい予算案だが、在英日本人の方にも直接影響のありそうな、生活に直結する主な改正点をご紹介。

酒税
ビール、サイダー1パイントにつき1ペンス、ワイン1本につき5ペンスの増税

たばこ税
たばこ1箱(20本入り)につき11ペンスの増税。一方、禁煙対策用の商品(ニコチンパッチなど)にかかるVATは17.5%から5%に引き下げ。

道路税(Road Tax)
現行どおり二酸化炭素の排出量によりA〜Gの7クラスに分類される。最も高燃費のバンドGの車種は今年中に300ポンド、来年4月から400ポンドに引き上げ。バンドBは50ポンドから35ポンドへの引き下げ。最も環境に優しいバンドAは引き続き無料。詳細は
http://www.direct.gov.uk/en/Motoring/OwningAVehicle/How
ToTaxYourVehicle/DG_10012524

燃料税
ガソリン1リットルにつき2ペンスの増税。更に2008年中に2ペンス、2009年に1.8ペンスの増税。

ISA (Individual Saving Account)
利子非課税の金融商品、Cash ISAに貯蓄できる上限は現在の年間3000ポンドから3600ポンドに来年度より増額。ISA商品トータル額(Stock ISA、Share ISAを含む)は年間7200ポンドに増額。

教育
教育予算は増額。ユニークな改革として、職業訓練校に通う16〜17才の生徒に「トレーニング給」が支払われる。これにより国内の職人不足の解消が期待される。

大蔵省の公式サイト
http://www.hm-treasury.gov.uk/budget/budget_07/bud_bud07_index.cfm

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