気候

雨量は、日本のおおよそ半分で空気が乾燥しています。皮膚の状態に注意しましょう。

多くの地域の水は硬水ですので、入浴時には入浴剤やバスオイルを使い、水質を軟化させるとよいでしょう。

日光浴

日光浴は、日照時間の短い英国では健康維持(体内のビタミンD生成、カルシウムの吸収、肌の新陳代謝、風邪に対する抵抗力をつけるなど)のために必要な習慣。
ただし、紫外線が強いので、UVケアは忘れずに。特に紫外線の影響を受けやすい子供には必要です。

食事

欧米型の食事は全般に高脂肪、高カロリー。健康の基本はバランスの取れた食事です。外食の多い人は注意しましょう。

食中毒

サルモネラ菌を原因とする食中毒は、季節にかかわらず発生しています。生卵には特に注意が必要で、乳幼児、妊婦、高齢者、病人は生卵を使った料理は避けましょう。

屋内の照明

家屋内の照明はかなり落としてあるので、視力の低下には注意。

アレルギー

アレルギーは、英国でも悩みの種。喘息・アトピーなどのアレルギー疾患が、こちらへ来て急に治る人がいる反面、今までなかった症状が急に起こることもあるので気をつけてください。食生活の影響も少なくありませ ん。バランスのよい食事を心掛けましょう。

ダニ退治

布団(マットレス)は干せないので、ハウスダスト対策として、マットレスに掃除機をかけたり、アイロンをあてることは大変有効です。

花粉症

花粉症(hayfever)は、3〜7月頃に発症者が多く、植物によっては一年を通して症状の出る人もいます。さまざまな種類の治療法があり、市販薬もあります。GPや薬局で相談を。

心の健康

心の健康も大切です。特に単身の人で、孤独感やプレッシャーから精神的不安を感じたときは、日系クリニックや日本人心理療法士に早めに相談することをお勧めします。

冬期は、日照時間が短く天気も安定しないことから、ヨーロッパ育ちの人であっても軽い鬱状態(depression)になることは珍しくありません。憂鬱な気分に陥りそうになったら、定期的な運動、外出、趣味や興味のあることに取り組むなどで気分転換をはかりましょう。また、夏期にたくさん遊ぶことも心の健康によいといわれています。

ヘルプライン

サマリタンズ(Samaritans www.samaritans.org)は、トレーニングを受けたボランティアが話を聞いてくれるヘルプライン。歴史あるボランティア団体による運営で、宗教には一切関係なく、名乗る必要もなく、絶対秘密厳守。T 116 123(英国内通話無料、年中無休24時間対応)に電話すると、ボランティアが英語で対応してくれます。Eメール(jo@samaritans.org)でのやりとりや、各支部を訪問しての対面相談も可能。Central London Samaritans (T 020 7734 2800、46 Marshall Street, London W1F 9BF 訪問は予約不要で毎日9:00 – 21:00)では、日本語でのサービスを予約可能。日本語で対応希望の場合は電話番号など連絡先を伝えると、日本語を話せるボランティアが対応してくれます。

(*p41〜45、p47・48の協力:Dr. 伊藤クリニック www.dritoclinic.co.uk