任期が満了に近づいたら引越準備。まずは、各機関への帰国の通知と、要・不要品の整理をスタートしつつ、帰国までのスケジュールを立てます。

住居

家主または不動産会社へ退去通知を出します。同時に日本での住まいも探し始めます。

学校

子どもの在学校、日本人学校や補習校へ退学通知を出します。同時に日本での学校も手配します。日本の学校へ入学や編入をするのに必要な書類は、英国の在学校から発行してもらいます。

帰国生を対象とした主な相談先

● (財)海外子女教育振興財団

● フレンズ 帰国生母の会

● 関西帰国生親の会 かけはし

 

銀行口座

銀行口座の解約は、帰国の一週間前までに行います。口座開設支店でなくても、同じ銀行であれば銀行カードのみで手続きできる所がほとんど。小切手帳は返却を求められる場合もあるので念のため持参しましょう。ダイレクトデビット(Direct Debit)などの支払いがある場合は、銀行に相談しましょう。通常、解約手数料は無料です。

銀行口座を残したまま帰国する場合、入金や支払いが長期間ないとその口座が凍結してしまうこともあるので、海外からお金を操作する方法があるかどうか銀行に尋ねてみましょう。銀行によっては、海外在住者用の口座もあり、この口座に移すことも可能です。

各国に支店がある大手銀行では、解約時に次の赴任国の口座開設ができる場合もあります。

公共料金

電気、水道、ガス、カウンシルタックス、電話の解約は帰国の2~3週間前に行います。これらは物件退去の日まで必要なので、その前に切られないように注意。不動産会社または家主が契約解約日に合わせて手配してくれる場合もありますが、自分で手配する場合は、それぞれの機関に最終請求書(termination bill)をインターネット、手紙または電話で請求します。その際にはCustomerʼs Number かAccount Number を忘れずに書くこと。料金が払い戻しになる場合は、振り込み先や小切手の送付先も忘れずに伝えましょう。日系の不動産会社を通して物件を借りている場合は、不動産会社が退去日以降にアカウントを大家名義に変更するので手続きは不要です。ただし、電話での解約はセキュリティー上、基本的に本人、代理人の場合は本人の電話口立ち会いのもとで手続きを行います。日系以外の不動産会社を通している場合の手続きは、各々で確認しましょう。

新聞購読

購読中の新聞、雑誌についても解約の連絡をします。

保険

家財保険は住居の退去日、自動車保険は車の引き渡し日が解約日となります。保険の解約通知は解約日までに行いますが、郵送手続きの場合は解約日までに保険会社に書類が必ず届くように投函しなければなりません。インターネットで解約できる場合もあります。

途中解約の場合、契約の残存期間によっては返戻金が支払われることもあります。

ペット

犬・猫を英国から日本へ連れ帰る(輸出する)には、まず個体識別のためのマイクロチップを埋め込み、狂犬病予防接種1回目を受けた後、30日以上が経過した有効免疫期間内に狂犬病接種2回目を受け、狂犬病抗体検査(血清検査)も同じ時期に受けます。この採血の日から180日以上の待機期間を経て、日本入国が可能となります。詳しい手続きはこちらでwww.maff.go.jp/aqs/animal/dog/attach/pdf/import-other-15.pdf

飛行機を予約する際にペットのスペースも予約すれば、一緒の便で帰国することが可能です。(搭乗は別)

日本の動物検疫所ウェブサイト(www.maff.go.jp/aqs/animal)にて帰国の40日前までにペット輸入許可申請を済ませ、輸出許可書を英国政府機関Defra(www.gov.uk/government/organisations/department-forenvironmentfood-rural-affairs)で取得します。

ペットへのストレスを最低限に抑えるには、余裕を持って準備することが大切です。航空会社が行なっている空港間の輸送や、地域によってはペットを専門に扱っている会社もあります。