ロンドンの地下鉄
料金はゾーン制。切符の販売機は、切符の種類を選択(大人、片道など)、行き先の駅名ボタン(アルファベット順表示)あるいは行き先ゾーンボタンを押し、料金が表示されてからお金を入れます。One Day、7 DaysのTravelcardなど(1日、1週間の定期・指定のゾーン内を乗り放題)を買えるものもあります。
タッチスクリーン式の新型には日本語も表示されます。新型切符販売機はクレジットカードが使えるので小銭の心配がありません(レシートも出ます)。カードのみ受付の販売機もあります。
車内には原則として、折り畳み式のバギー・自転車は追加料金なしで持ち込めます。ただし混雑状況などによっては制限あり。
バス
ロンドンのバスには2階建て、1階建て、1階建てを2台つなげた通称「ベンディ・バス」があります。 プリペイドカード(Oyster Pre Pay)を利用すると割引になります。
ロンドンでは、どの家からも徒歩5分以内に何らかの公共交通機関が存在しなければならない法律があるので、バスは網の目のように走っています。車窓からの風景も楽しめ、観光バスのようなもの。降車場所に不安のあるときは車掌、運転手に降りたい所を予め伝えておけば教えてくれます。各停留所でバス停の名前が表示されるバスもあります。
ロンドン一帯のバスルートマップ「All-London Bus Guide」、中心部のルートマップ 「Central Bus Guide」は地下鉄駅、インフォメーションセンターなどにあります。さらに詳しい各地域のバスルートマップ「Local Bus Guid」は地域の駅で入手、または「London Travel Information」まで請求を。
バス前面のパネルにはルートナンバー、終点、通過ポイントが表示されています。バス停には、停車するバスのルートナンバー、各ルートの行き先と通過ポイント表、時刻表がついています。
バス停には“Buy tickets before boarding on all routes”と表示してあり、チケットがないと乗車できない場合もあるのであらかじめチケットかバスパスを購入しておきます。バス停にあるチケットマシンでも購入可(おつりは出ません)。
バス停に“REQUEST”とあったら、手を挙げて合図しなければバスは停まりません。
深夜バス

深夜12時を過ぎると各方面最低でも1時間に1本、朝までナイトバスが運行します。ルートナンバーは“N××”となるバスと、24時間運行のバスがあります。

運賃は日中と同じですが、同ナンバーでも昼間のルートとは異なるのでチェックしておきましょう。全停留所リクエスト・ストップになるので乗り損なわないよう注意。
定期券
オイスター(Oyster)カードは、カードリーダーに触れるだけで改札を通過できる定期券。地下鉄、鉄道、バス、DLRなどで使用できます。自分が決めたゾーン内で1週間、1ヶ月、または1年間の定期が買えます。
更新は地下鉄窓口のほか、タッチスクリーン式の自動切符販売機や、オイスターカードのウェブサイト(W www.oystercard.com)で可能。
オイスターカードは定期券として使用できるほか、予めいくらかの金額を払ってその金額分をカードにためておき、乗車ごとに運賃が引かれる「プリ・ペイド(pre-paid)」方式でも使えます。この方法で使うと、乗り越し精算もできます。
キャブタクシー

信頼できる道路交通手段と言えば、タクシー=ブラックキャブ(カラフルな広告車も走っており、必ずしも黒い車体ではありません)。屋根のランプが点灯していたら空車。
キャブを止めたら助手席の窓越しに行き先を告げて、乗車(ドアは手動)。料金は、時間、休日、距離、人数、荷物の量で加算されます。チップは不要ですが、時間や距離、ドライバーに手を貸してもらった場合など場合に応じて10%程度渡すようです。降車してから窓越しに支払います。
ブラックキャブは電話予約可。呼び出し料金は距離によって異なります。Radio Taxis(T 020-7272-0272 W www.radiotaxis.co.uk)、Dial a Cab(T 020-7253-5000)は、24時間営業。
割安のミニキャブも上手な利用を。電話で呼び出すか、オフィスで待ちます。予約も可。ミニキャブについては、違法業者のドライバーによる女性客のレイプ事件などが頻発して安全性が問題となったため、ライセンス制を採用。利用する時は、ライセンスのある業者を選ぶようにしましょう。 車を頼む前に行き先を告げ、料金を確認すること。
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