永遠の都  ローマ
Travel Data
■日程 2泊3日は必要
■交通 飛行機でローマへ
市内観光は地下鉄+徒歩がお薦め
■タイプ 歴史もあり、ショッピングもあり、徒歩観光が多くなるが、万人向け。

スペイン広場


トレビの泉


コロッセオの内部


真実の口


バチカン


バチカン博物館

スペイン広場

  オードリー・ヘップバーン演じるアン王女が、ジェラートを片手にスペイン階段を下りてくる…。映画「ローマの休日」の中の、あの印象的なシーンの広場だ。現在はこの137段の大階段に腰掛けることは許されているが、階段での飲食は禁止されているので、オードリーのようにここでジェラートを食べるのが夢だった人は、残念だが我慢するしかない。

  このスペイン階段の上に建つトルニタ・デイ・モンティ教会の「キリスト降架」が有名だ。また、スペイン階段からコルソ通りへと延びるイタリアン・ブランドの高級ブティックが軒を連ねるショッピングストリート、コンドッティ通りがある。

トレビの泉

  コンドッティ通りからコルソ通りを南に行き、トリトーネ広場の方に向かう途中に名所の一つトレビの泉がある。このバロックならではの彫刻装飾と劇場的効果に溢れた壮大な泉には息を飲むはず。貝殻の馬車に乗る海の神ネプチューン。それを2体の天馬ペガサスが引き、半人半魚のトリトン(ネプチューンの息子)が手綱を取っている神話の一場面が見事に表現されている。ここで有名なのがコイン投げだ。泉に背を向けて肩越しに2個のコインを投げ込むのが風習。まず、1個のコインは、ローマにまた帰って来られるように、もう1個は願い事がかなうように、と祈りを込めて投じるのである。

コロッセオから真実の口へ

  コロッセオは、紀元前80年、剣闘技や人と猛獣の闘いなどの殺伐とした娯楽のために完成されたローマ市内最大の円形競技場。落成記念は100日間ぶっ通しで行われ、殺された野獣は5000頭にも及び、8万人以上の観客が熱狂したという。

  コロッセオからパラティーノの丘を挟んだ反対側には、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会がある。「嘘つきは手を喰いちぎられる」という伝説のある彫刻「真実の口」で有名な教会だ。ここは映画「ローマの休日」でも有名。典型的な中世の教会の内部も忘れずに見て欲しい。この教会は、12世紀初頭の美しい鐘楼があることでもよく知られている。

バチカン市国

  バチカンは、日比谷公園の3倍(0.44km2)の広さしかない世界最小の国家だ。ここでの見所は、何と言ってもバチカン博物館。システィーナ礼拝堂やラファエロの間などを合わせた複合型博物館になっている。ルネッサンスの傑作が無尽蔵にあり、主要な作品を鑑賞するだけで、所要時間3時間が目安。入館には行列が絶えず、かなり時間がかかるので、少し早起きをして、比較的待ち人の少ない開館を待つ列に並ぶことをお薦めする。 ともかく見所が多いので、計画は必須だ。

ノースリーブやショートパンツなどカジュアル過ぎる服装の場合、入場を断られることがあるので注意が必要。
I Home I Contact us I