Foxlow(フォックスロウ)

気軽な雰囲気でDry Agedのステーキを食べるなら

英国に来て、牛肉がなんだか動物臭く、食べられない!と感じるという声を多く聞く。日本では、屠殺してからいろんな意味合いで、市場に出るのが、2週間、長いところでは1ケ月もかかるとか。おそらくこの期間に動物臭いが抜けていくようです。
面白いことに、人によってはこの動物臭いが濃厚なチーズと同様で、美味しい!と感じるとのこと。食の嗜好に正解はないな。。。

昨今、スーパーではDry Agedという屠殺して14日、28日など寝かしてから出荷している肉が販売されている。主にステーキ用だが、熟成させて更に柔らかく美味しく食べられるという肉で、冷蔵庫が無い時代からの保存方法の1つだったそうだ。そんな中、35日、55日のDry Agedステーキがあると聞き、そのレストランに行ってみた。

場所は、肉マーケットがあるFarringdon。店内は、オリジナルの建築をうまく活かし、モダンな照明を入れたりと、場所柄、感度のいいプロフェッショナル(定職を持つ人)をターゲットしているようだ。個々のテーブルの空きが、広めで隣の声に邪魔されることがない空間の贅沢さがある。隣には、気軽感いっぱいのバーもある。そして、スタッフがとっても感じがいいので、いきなり常連客のようだ。
今回は、ガッチリと肉だけの紹介。その上、写真の出来具合が悪いので、美味しそうに見えなく申し訳ない。。。

 

Foxlow(フォックスロウ)

古さとモダンの複合された店内

 

Foxlow(フォックスロウ)

ビールは、種類は少ないが、珍しい品がある

 

Foxlow(フォックスロウ)

35日寝かしたリブアイステーキ(£24)は、ボリュームいっぱい。しっかりと炭焼きのグリル跡がついたダイナミック!な焼き方。その上、付け合わせには骨髄が。このドロッとした脂っぽいゼリーがなんだかよく合うな〜。

 

Foxlow(フォックスロウ)

もう一つは、ラムの骨付焼き(£16)。いつものちょっとデリケートなピンク色のラムというより、ドーンとしたワイルドな焼き具合と歯ごたえがなんとも言えずいい。どちらも男性的な料理だったと思う。

ロンドンの西Chiswickと北のStoke Newingtonの住宅街にも支店がある。
肉や魚などの仕入先も色々とこだわっているようだ。そして、サンデーランチもあるとのこと。次回は、ここまでワイルドなく、もっと別のものをオーダーしてみたいな。

(K) 2016年9月

 

Foxlow(フォックスロウ)

私の勝手な星印:★★★

星印
★★★★★ 最高!
★★★★  また絶対に行きたい!
★★★   まあ、いいでしょう。
★★    次回はいかないかな?
★     お勧めできないかも。

店舗情報
住所: 69-73 St John St, London EC1M 4AN
TEL: 020 7014 8070

営業時間:
Lunch
Monday – Friday
12pm – 3pm
Saturday & Sunday 12PM – 3.30pm

Dinner
Monday – Saturday
5.30pm –10.30pm

Brunch
Weekends 11am – 3.30pm

http://www.foxlow.co.uk/