ホテルのランク

英国のホテルは1から5のスター、ゲストハウスやB&Bは1から5のダイヤモンドで評価されています。6〜8月の料金は3割程度高くなります。

都市には、由緒あるホテルも多い一方、モダンなホテルも人気があり、ホテル内のレストランやバーは、トレンドスポットにもなっています。

英国の優雅な伝統、アフタヌーン・ティー。多くのホテルのティールームでは午後のひととき、アフターヌーン・ティーが楽しめます。

ネットで予約

ホテルの予約は、インターネットのエージェントを通すと割引される場合も多いのでチェックしてみましょう。

マナーハウス

中世からの荘園領主の邸宅だったのがマナーハウス(manor house)。郊外や田園部の美しい自然に囲まれた優雅な館が多く、現在はホテルとして本格的に運営されているものが各地にあります。

カントリーハウス

カントリーハウス(country house)は、田園地帯に広大な敷地を有する貴族や権力者の屋敷でしたが、今ではその多くがスポーツやエステ・スパ施設を充実させたリゾートホテルになっています。

タウンハウスホテル

タウンハウスホテル(townhouse hotel)といわれるのは、元上流階級の都会の別宅。高級住宅地の中にあり、一見ホテルとは分からないことも。こぢんまりとした落ちつきと、きめ細かいサービスが魅力のプチホテル。

B&B

最も手軽な宿はB&B。ベッド&ブレックファスト(宿泊と朝食)のサービスが基本で、英国内いたるところにあり、気ままに投宿できます。家族経営で家庭的なもてなしをするところ、部屋にバス・トイレがついてほとんどホテルのようなところ、簡易旅館的なところなどタイプもいろいろ。

B&Bの朝食は、世界的に名高いイングリッシュ・ブレックファスト(Eng­lish Breakfast)(スコットランドならScottish Breakfast)を出すところが多く、なぜか地方に行くほどボリュームがある傾向。伝統にこだわらないメニューが売り物のB&Bも増加傾向。

長期滞在型

長期(1週間以上)滞在型の宿泊施設の中には、セルフケータリング(self catering)と呼ばれる、キッチンなどを備えたものもあり、都市のデラックス・アパートから伝統的なホリデー・コテージなど、さまざまなタイプがあります。

イン

駅馬車時代の旅篭の名残りであるイン(inn)。当時は宿屋兼パブとして、交通の中継地、社交場、商いの取引所でもありました。今では、情緒たっぷりの手頃なホテルです。「伝説」つきの名物インも各地にあり、当時の姿を残す外観と建物が魅力。その由縁を知るのも楽しみです。

今でも、2階に宿泊できるパブがたくさんあります。

ユースホステル

若い旅人も多い英国では、バックパッカー向けのユースホステルも充実。

世界中に広がるホステルのネットワークは、HI(Hostelling International www.hihostels.com。利用のためには会員になっておく必要があります。

その他

その他、大学など教育施設の中には、休暇中に限り宿泊施設として学生寮を一般に提供する所があります。問い合わせは、www.budgetstayuk.com