契約

英国にはインターネット・プロバイダーが数多くあり、そのうちのほとんどが電話とインターネットのサービスをセット販売しています。

カフェでインターネット

都心部ではFree WiFiが利用できるカフェなども増えています。また、24時間営業しているインターネットカフェもあります。

ネット通信サービスを提供している公立の図書館もあり、一般のネットカフェより安価の場合が多いようです。

ブロードバンド(ADSL)

英国ではブロードバンドのネットワーク整備が日本に比べて遅れているため、「回線が開通するまで時間がかかる」、「うまくインターネットに接続できない」、「期待していた速度が出ない」などの不満もあるようですが、昨今では光回線の導入が進み高速化されてきています。料金はインターネット速度やダウンロード使用量によってさまざまです。

ブロードバンドの場合は契約期間として、12ヵ月または18ヵ月契約を求められる場合がほとんどです。上記のようなトラブルがあっても、契約期間中は解約できないケースがありますので、プロバイダーは慎重に選びましょう。

インターネットでTVを見る

一部のTV局では、インターネットにてTV番組のオンデマンド放送を行っています。観たいときに観られる便利性はありますが、ご契約のダウンロード使用量に合わせた視聴をお勧めします。

携帯電話でのインターネット

スマートフォンやタブレット端末からのインターネットアクセスは、英国でも一般的です。iPhoneやAndroid携帯は、インターネット経由でさまざまなソフトウェアがダウンロードでき非常に便利です。日本語入力ソフトをダウンロードして携帯電話を日本語環境にすることも可能です。

モバイルブロードバンド

モバイルブロードバンドは、携帯電話会社が提供するブロードバンドサービスです。利用にあたり、USBモデム(HSDPA対応接続機器)をパソコンに取り付け、簡単なセットアップをするだけで、自宅やオフィス、屋外、英国外からもインターネットが利用できます。BT電話回線は不要です。

申し込みは、携帯電話の販売店や各社のショップ、オンラインで行います。支払方法は、携帯電話サービスと同様、月額制(Monthly)と、プリペイド 式(Pay As You Go)があり、プランも使用方法に合わせて選択できます。月額制の基本料金は約£5〜50とさまざまで、通信速度(7.2〜100MB)や毎月無料で使えるデータ通信量(500MB〜25GB/月)により料金が設定されています。契約期間は1・12・18・24ヵ月が基本。

携帯電話サービスと同様に、ネットワークの電波が届かない場所では使用できません。また、英国外から利用する場合、高額なデータ通信料金が別途請求されるので、利用の際にはチェックしておきましょう。

LAN(WiFi)

WiFiホットスポットという無線インターネット対応のアクセスポイントでは、WiFi対応端末からのインターネット接続が可能です。現在英国内に500万カ所以上あり、チケットを事前購入するものや、ホットスポットで直接購入できるものがあります。

ロンドンの地下鉄でWifiが使えるサービスを、Virgin Mediaが開始。250駅(チケット売り場、通路、プラットフォーム)で利用可能で、現在も拡大中。「Wifi Zone」というマークがあれば利用できます。利用はVirgin Media、EE、T-mobile、Orange、Vodafone、O2、3(Three)サービスの加入者であれば無料でWifiサービスが利用できます。これらのサービスに加入していない場合は、Virgin Media の Wifi Pass を購入することで利用可能になります。