英国の家は、大きく分けてハウスとフラットの2種類に分けられます。また建てられた年代によって、外観のデザイン、内装も異っています。自分のライフスタイル、好みに合わせて家を探すために、知っておくと便利です。
ハウス Houses
Detached House
デタッチド・ハウス。一戸建ての独立した一軒家。ロンドン中心部では希少だが、ロンドン郊外の高級住宅地などで見られる。広々としたフロントガーデン、バックガーデンがある。
Semi-detached House
セミ・デタッチド・ハウス。大きな一軒家を半分に分けたような家。左右対称で、双子のようなシンメトリーな外観を持つ。2軒で一戸を形成しているが、二世帯で玄関はふたつ。ロンドン郊外に多い。
Terraced House(Townhouse)
テラスド・ハウス(タウンハウス)。道に沿って何軒も繋がっている、英国版の長屋。同じ高さ、同じ窓や玄関を持つ家が文字通り軒を連ねる。特に1960年以降に建てられた2階建てか3階建ての新築のものは、Townhouseと呼ばれている。1階にガレージ付きの家もある。
フラット Flats
Purpose-built Flat
パーパス・ビルド・フラット。日本でいうマンションのような、近代的な集合住宅。最初から、何軒かの住宅ユニットを同じ建物に収容できるように建てられた建物。管理人が常駐している場合もある。
Conversion Flat
コンバージョン・フラット。もともとはジョージ王朝時代やヴィクトリア王朝時代に建てられた大家族用の大きな一軒家。現在の家族形態には大き過ぎるので、世帯ごとに区切り、いくつかのフラットに改築したもの。