処方箋

pharmacy
英国は医薬分業制。医師から渡された処方箋(prescription)を持って薬局(pharmacy/chemist)へ行き、薬を出してもらいます。どこの薬局でもOK。スーパーマーケットに併設されているところもあります。

自由に買える薬

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処方箋なしで買える薬は、痛み止め、風邪薬、消化剤、目薬、かゆみ止めなど。基本的な売薬を備えているスーパーマーケットやニュースエージェントもあります。

予防接種

英国での子供の予防接種は、生後2ヵ月から12ヵ月の間にDPT(ジフテリア/diphtheria、百日咳/whooping cough、破傷風/tetanus)とポリオ(polio­myelitis)、B型インフルエンザ菌(HIB)の5種混合とC型髄膜炎(me­nin­gococcal C)と肺炎球菌(PCV)を数回受けます。12ヵ月頃にB型インフルエンザ菌とC型髄膜炎の2種混合、13ヵ月頃にMMR(はしか/measles、おたふく風邪/mumps、風疹/rubella)の3種混合と肺炎球菌(PCV)の接種を受けます。

3〜5歳にMMRの2回目とDPT、ポリオの4回目、13〜18歳で3種混 合(破傷風・ジフテリア・ポリオ)の5回目となっています。

英国で生まれ、日本に帰国する予定の赤ちゃんは、1歳までにBCGを1回接種しておきます。英国では、水痘症(水疱瘡)のワクチンは一般的に行われません。

日本で麻疹の予防接種を受けていても、英国でMMRは受けられます。

DPTの間隔は、開いても継続接種できますが、多少効果が低下する可能性があります。

日本での予防接種をすでに受け始めている子供の場合は、医師に相談の上、残りの接種計画を立てましょう。

毎年、GPでは9〜11月、日系クリニックでは10〜11月に、その年のインフルエンザ・ウイルスの予防接種(vaccination)が受けられます。

旅行用予防接種

旅行の行き先によっては、旅行用予防接種が必要です。法律で接種が定められているものもあるので、事前に確かめること。主なものに、黄熱病(yellow fever)、破傷風、ポリオ、A型肝炎(hepatitis A)、腸チフ ス(typhoid)があり、数ヵ月前からの接種計画が必要な場合もあります。早めに計画を立てましょう。

海外旅行用接種はGP、日系クリニック、航空会社などの付属クリニックで受けられます。