Vol.158
〈レシピ編〉



缶詰でも本格的においしい
クラムチャウダー

つい先日、千葉県あたりの潮干狩りが解禁になったとのニュースを読みました。日本も本格的な春到来ですね。
イギリスでもアサリはとれるのですが、なぜか市場に出回るのは剥き身ばかり。しかも砂出しをほとんどしていないようで、食べるとじゃりじゃりして、まさしく砂をかんだようなお味です。
殻付きはあまりお目にかかれませんし、たまに見つけて買うと、かなり割高なお値段になるようです。
今日は魚屋さんのではなく、お手軽なアサリの水煮缶を使ってクラムチャウダーを作ってみましょう。

使うのは、John Westから出ている『baby clams in brine』です。brineというのは塩分を含んだ水のことです。今のところ、水煮缶はこれ一種類しかないようです。なぜかたくさんの種類が売られているpickledは酢漬けになりますので、間違えないように注意してくださいね。

クラムチャウダーには白いクリームスープのニュー・イングランド風と、赤いトマトスープのマンハッタン風と大きく分けて2種類あります。今日作るのは、発祥地といわれているニュー・イングランド風です。
クリーミーで濃厚な具沢山スープを是非味わってください。


Baby clams in brineを始めとする材料


玉ねぎを透き通るまで炒める


じゃがいもとにんじんを加え炒める


水煮缶の汁と水などを加え煮た後
アサリを加える


お皿に盛りチャイブを散らす

4人分
アサリ水煮缶(baby clams in brine)  1缶280g
じゃがいも  中2個
玉ねぎ  1/2個
にんじん  1/2本
バター  大さじ1
小麦粉  大さじ2
スープの素(前回お勧めしたSwiss Vegetable Bouillon powder またはコンソメパウダー)  大さじ1
水  600ml
ローリエ  1枚
ミルク  200ml
塩・胡椒  少々
生クリーム(single cream)  100ml
カッテージチーズ  100g
チャイブ  少々

@ アサリは汁と身に分けておく。
A カッテージチーズは裏ごししておく。
B 野菜は全て1cm角に切る。
C 鍋にバターを入れて中火にかけ、玉ねぎを透き通るまで炒めてじゃがいもとにんじんを加え、炒める。
D 小麦を入れて粉っぽさがなくなるまで炒め、水煮缶の汁と水、スープの素、ローリエを加え5〜6分煮る。
E アサリの身を加える。
F じゃがいもが柔らかくなったらミルクを加え、温まったらチーズ、生クリームを入れて、塩・胡椒で味を調える。
G お皿に盛り、チャイブを散らす。
※アサリの身は、熱を通しすぎると固くなるので注意します。
※クラムチャウダーの具は玉ねぎとじゃがいもは必須ですが、その他、今日使ったにんじんをはじめ、セロリ、ベーコン、トマトなど色々なバリエーションでお楽しみください。
※チャイブのかわりにパセリやスプリングオニオンでもO.Kです。クラッカーを砕いてのせるとアメリカンっぽいですよ。
おちゃ子
健康のために和食に目覚めた日本人オットと魚が大好きなイギリスネコとの生活。 本人は悲しいほどの日本人であり、あきれるほどの和食好き。 たとえ海外に住んでいても、和食は食べたい!何がなんでも食べたい!の精神で、日々スーパーを探検。
ロンドン在住。
ブログ「倫敦的食卓日記」でもおいしいもの掲載中
http://ochasuke.catfood.jp/diary2/
バックナンバー
あなたのお気に入りの、または行ってみたいレストラン、お店などを教えてください。
e-mail:lib@jp-pub.com まで。
I Home I Contact us I