Vol.169
〈レシピ編〉



温かくても冷たくてもおいしい
バターナッツ・スクォッシュのスープ

かぼちゃ=パンプキン(pumpkin)だとずっと思っていたのですが、パンプキンとはハロウィーンのときに登場するオレンジ色のものの名前で、かぼちゃを含むその他の総称はスクォッシュ(squash)と言うらしいことに最近気付きました。

ちなみに日本のかぼちゃ(ウェイトローズやセインズベリーで売られています)は『kabocha squash』といいます。
そのスクォッシュの中で最近人気なのが、この『バターナッツ・スクォッシュ(butternut squash)』です。
かぼちゃと比べると水分が多いので煮物には向きませんが、ローストすると甘みがでてすごくおいしいです。
私のお勧めはスープ。甘みのあるクリーミーなスープは、大人も子供も大好きな味です。
熱々もおいしいのですが、暑い日には冷たくしていただくのもいいですね。

これから10月までがスクォッシュの旬。貴重な緑黄色野菜で、カロチンやビタミンCをたっぷりと補給しましょう。


バターナッツ・スクォッシュを
縦割りにするとこんな感じ


玉ねぎをバターで炒める


バターナッツ・スクォッシュを加えて
軽く炒める


水と固形スープの素、
ローリエを入れてぐつぐつ


柔らかくなったところで
ミキサーにかける


ミルクを加えて出来上がり

4人分
・バターナッツ・スクォッシュ  (皮をむいて)400g
・玉ねぎ  1個
・固形スープの素  1個
・バター  30g
・水  400ml
・ローリエ  1枚
・ミルク  200ml
・塩・胡椒  少々

・生クリーム(シングルでもダブルでもお好みで) 適宜(飾り用)
@ 玉ねぎは薄くスライスし、バターナッツ・スクォッシュはワタをとり、皮を厚めにむいて5mm程度の厚さにスライスする。
A 鍋にバターと玉ねぎを入れ、しんなりして薄く色づくまで弱火で炒める。
B バターナッツ・スクォッシュを入れ、軽く炒める。
C 水、固形スープの素、ローリエを加え、バターナッツ・スクォッシュが柔らかくなるまで約20分煮る。
D ローリエを取り出し、少し冷めるのを待ってからミキサーにかける。
E 鍋に戻し、弱火にかけながらミルクを加え、塩・胡椒で味を調える。
F 器に盛り、生クリームをまわしかける。
※ ミルクを入れるときに強火にかけるとミルクのたんぱく質が凝固して、白いぶつぶつが出来ますので、弱火で暖める程度にしましょう。
おちゃ子
健康のために和食に目覚めた日本人オットと魚が大好きなイギリスネコとの生活。 本人は悲しいほどの日本人であり、あきれるほどの和食好き。 たとえ海外に住んでいても、和食は食べたい!何がなんでも食べたい!の精神で、日々スーパーを探検。
ロンドン在住。
ブログ「倫敦的食卓日記」でもおいしいもの掲載中
http://ochasuke.catfood.jp/diary2/
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