Vol.176
〈レシピ編〉



紅茶の国のお菓子
スコーン

イギリスといえば紅茶。紅茶といえばアフタヌーンティー。そしてアフタヌーンティーといえばスコーンですよね。
アフタヌーンティーほど大仰なものでなくとも、ティーハウスに行けばクリームティー(紅茶とスコーンのセット)をいつでも楽しめますし、パン屋さんにだって、スーパーにだって必ず置いてあるほどスコーンは皆に愛されているお菓子です。

作り方は意外と簡単。材料だってすごくシンプルです。
バターの薫り高い、焼きたての手作りスコーンで、ゆったりと午後のティータイムを楽しみませんか。


セルフライジング・フラワーは
バーキングパウダー入りの小麦粉


粉類とバターをボウルに入れて


パン粉のようにぼろぼろになるまで
バターをすりつぶす


型抜きはコップやプラボトルを使ってもO.K


2段重ねにすると
はらわれスコーンの出来上がり


おいしそうに焼けたら幸せな気分に

5〜6個分
・セルフライジング・フラワー(self raising flour)  200g
(なければプレイン・フラワー(plain flour)200g+ベーキングパウダー小さじ2)
・キャスターシュガー(caster sugar)  大さじ3
・塩  小さじ1/2
・無塩バター  50g
・ミルク  120ml

@ オーブンを220℃に温めておく。
A セルフライジング・フラワーをふるってボウルに入れる。
B キャスターシュガーと塩をAのボウルに入れる。
C バターを(直前に冷蔵庫から取り出す)1cm角に切ってAのボウルに入れる。
D バターに粉をまぶしながら、指先でつぶしていく。
E 全体がパン粉のようにぼろぼろになったら、ミルクを加える。
F ひとつにまとめ、打ち粉をした台に取り出し、軽くこねる(こねすぎないように!)
G 生地を麺棒で1cmの厚さにのばし、型抜きをする。
H オーブンシートを敷いた天板に型抜きした生地を2枚重ねて並べる。
I 表面にミルクを塗り(つや出し)、オーブンで10〜12分焼く。
J オーブンから出して冷ます。
※ スコーンは二つに割って、クロテッドクリームとジャムをたっぷりとのせて食べるのがお約束。でも脂肪分60%のクロテッドクリームのカロリーが気になる方は、ホイップクリームにしてもO.Kですよ。それでもまだカロリーが・・・という方はヨーグルトクリームがお勧め。プレインヨーグルトを、キッチンペーパーやコーヒーフィルターを使って1〜2時間水切りすれば出来上がり。さっぱりとした口当たりのクリームもスコーンによくあいます。
おちゃ子
健康のために和食に目覚めた日本人オットと魚が大好きなイギリスネコとの生活。 本人は悲しいほどの日本人であり、あきれるほどの和食好き。 たとえ海外に住んでいても、和食は食べたい!何がなんでも食べたい!の精神で、日々スーパーを探検。
ロンドン在住。
ブログ「倫敦的食卓日記」でもおいしいもの掲載中
http://ochasuke.catfood.jp/diary2/
バックナンバー
あなたのお気に入りの、または行ってみたいレストラン、お店などを教えてください。
e-mail:lib@jp-pub.com まで。
I Home I Contact us I