Vol.250
気軽に入れるカジュアルイタリアン
「レナ(Lena)」


外観


柔らかく濃厚なカルパッチョ


バランスの良いサラダ


ちょっぴり残念だった茄子


上品な一皿フェットチーネ


シンプルながらも深いトマトサラダ

    ショーディッチに新しいイタリアンレストランを見つけたので、トライしてみた。
清潔感漂う外観と同様、白を基調としたすっきりとした内装も好感が持てる。

スターターには、「牛肉のカルパッチョ(Carpaccio di Manzo)」(£9.90)「Lenaサラダ(Insalata Lena)」(£6.50)をオーダー。カルパッチョは、香り高い上質のオリーブオイルと塩こしょうのみの味付けだったが、素材の味が引き立っている。とろけるように柔らかい牛肉にパルメザンチーズの旨味と塩気も加わって、ぜひとも味わってほしい一品だ。サラダには、チコリ、クレソン、くるみ、ペコリノチーズ、洋梨が入っており、チコリの苦みと洋梨の甘さが一際よくチーズに合っている。

メインには、「茄子のパルメザンチーズ(Melanzane alla Parmiggiana)」(£9.00)、連れが「ローズマリーのフェットチーネ(Fettuccine al Rosmarino)」(£15.90)を、サイドには「トマトサラダ(Tomato Salad)」(£2.90)を注文。茄子は、パルメザンチーズとトマトソースを挟んで重ねて焼かれており、大量のロケットサラダに埋もれるようにしてサーブされた。見た目も美しくない印象だが、一口食べて無言になってしまうような、可もなく不可もなくといった感想。もう一度頼むか、と問われれば否だ。それに引き換え、連れのフェットチーネは、爽やかなローズマリーの香りに、子牛肉のトマトソースがうまくマッチし、上品な味わい。そして、驚くべきはトマトサラダ。濃厚なトマト、シャキシャキのオニオンをオリーブオイルでマリネし、こしょうが少々振られたこのサラダは、単純な調理法にも関わらずびっくりするほど美味しかった。トマトの酸味とオニオンの辛みが強すぎず、それでいてただ単に”さっぱり”だけに留まらない深みがある。

スターター、メインともに、量が多く、さすがにデザートまでは頼めなかった。全体的な印象としては、実直なイタリアンといったところ。本格イタリアンではないが、従来のレシピに忠実に、素材を壊さないように調理されているのがわかる。ワイン1本と2コースで一人£35とそう高くない上、リーズナブルなセットメニューもあるので、カジュアルなディナーにぴったりではないだろうか。
(ゆき)

2010年9月取材
Lena
66 Great Eastern Street London EC2A 3JT
TEL: 020 7739 5714
Email: reception@lenarestaurant.com
WEB: www.lenarestaurant.com
営業時間:
水 - 日
12:00 - 22:00
12:00 - 15:00
18:00 - 23:00
料理のタイプ: イタリアン
価格の目安
(1人) :
£30〜
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