店内はかなり広く、手前にバーがあり、奥にレストランがある。一般的にトルコレストランは、炭火焼きのカウンターがありなど素朴な内装が特徴だが、ここはちょっと気の利いたインテリアで仕上げられている。しかし、うれしいことに価格はセットメニューのランチ£8.95〜、またディナーが£12.45〜とリーズナブル。
まずは、トルコ料理の定番、お決まりのディップ（Meze　すべて£4.25）の中から、茄子のディップ（Babacanush)、豆とコリアンダー(Bakla)という珍しい組み合わせを注文。
　茄子は、焼いているためだろう、独特の茄子の香りがたち食欲を誘う。豆のディップは、柔らかくさっぱりしていておいしいな。名前に引かれてオーダーしたスターター、春巻きコロッケ（Borekplatter £5.75)は、コロッケに入るよく似た材料を春巻きのように巻き揚げてある。ちょっぴり辛いソースでいただく、なかなか相性抜群のスターターだ。

  さて、メインはやっぱり迷わずラムシシ（Shish Sofra £10.75)。ラムの串焼きのことで、トルコレストランのおいしさ判断基準と勝手に決めている、ベーシックな料理。連れは、チキン、ラム、ビーフがミックスされたスペシャルグリル（Special Mixed Grilled £12.45）を注文。ラムシシは、なんて柔らかくておいしい肉なんだろう！！。上質なラムを使っているようだな。感心感心。ミックスグリルは、3つの肉を適当に楽しむことができるので、何を頼んでよいのか迷ったらおすすめの料理。

  ちょっとはずれた町にあるトルコレストランは、素朴な美味しさで、ボリューム満点だが、このレストランの料理は、品よく盛りつけしているので、その分ポーションは小さめかな？

  　デザートは、もちろんトルコの甘いお菓子バクラバ (Baklava £3.95)に決めている。それとちょっと変わったチョコレートとピスタチオのケーキ＆アイス（Chocolate Nuts £3.95)も注文。バクラバの１つが、大きいぞー。一口で入らない。切って口に入れてみると予想に反し甘くない大人の味だ。いつもの食べ慣れているシロップたっぷりの甘さが好きな人には、ものたりないだろうなー。一方のチョコレートとピスタチオのケーキも、あまり甘くない。チョコレートの中にピスタチオがはいり、アイス付きという豪華なデザートだ。どちらも大人向けの仕上がりだ。

  年中無休（クリスマスもオープン）、奇麗で、手頃な値段、便利な場所、混んでいてもすぐに入れそうな大きめなスペース、なかなか重宝しそうなレストランだな。