その中で、通り過ぎる人々が足を止めて見るレストランがある。白を基調にし、 70 年代のインテリアをモダン化した店内、ケーキをまるでインテリアのようにウィンドウに飾るレストランだ。偶然か道の両側にある似たような店が出来たので、比べてみたい。

  後発に出来た「Fig & Olive」は、外観の光をうまく取り入れ明るい空間がいい。夏の夜は長いので、気持ちのいい店内だ。

  隣の食べ物が魅力的に見えたので、メニューをみると、サラダセットの盛り合わせのようだ。 5種類のサラダ、キッシュの中から、3種類選ぶサラダビュッフェ（Salad Buffet £5.50）。 レンズ豆のサラダ、インゲンのサラダとほうれん草のキッシュを選んだ。大皿に山盛り載ったこのセットは、お得感のある一品だ。レンズ豆のサラダは、味つけが面白いし、インゲンサラダは、ザクロ、サンドライド・トマトと材料の組み合わせが変わっている。これだけでお腹がいっぱいになった。

  連れの頼んだ鶏の胸肉のソテー（Chicken Breast £8.95)は、パスタもついてボリュームたっぷり。チキンは、パサパサになってなく、付け合わせのグリーンのパスタとの組み合わせも悪くない。

  ディスプレイされている沢山のケーキを無視する訳にはいかない。チーズケーキ (£4.25)は、ピーナッツとカラメルが上に載り味にアクセントをつけているが、ちょっとチーズケーキはさっぱり目かな？パッションフルーツタルト (£3.95)は、酸味が効いていて、重くないのがいいな。

  ここの街の散策で、ちょっと疲れたら、お茶をする感覚で立ち寄れるロンドンの北にあるレストランだ。