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February 05, 2007

No more spin

shacho.gif

"Did you miss the baby?"
"Well she's a little too old as a baby. How naughty was she ?
"675 pounds and 77 pence, Yosh"
"Oh, well not too bad, thought it could be double."
"I could charge double!" "No!"

本当に直ったのかどうかは今週末のテニス場へのドライブで検証す
るが、10日以上の入院にしては3桁で収まった。我が真っ赤なア
ウディーもそろそろ老衰が近い。ここ暫く入用が続くので、あと1
年半程は耐えて欲しいところだが。

テニスといえば日本の東レ・パン・パシフィックはヒンギスが優勝
したそうだ。シャラポバさんは途中で棄権。ジャスティンは、まだ離
婚騒動で出ていなかったので、あまり気合の入るツアーではなかった
が、決勝はイバノビッチに勝たせてあげたかった。この人巧いことは
巧いんだけど、勝てない。運もまだ強くないかもしれない、というと
あれだけど、運というのは、うんと大事なことだと思う。

・・・

さて今日は、ほんの軽くだが、腰が妙だ。週末2時間のテニスの結
果だとは分かっているし、これ以上重くならないことは体の声で分
かっている。しかし、日曜も今日も冷え込んだので油断は禁物。ス
トレッチ、ヨガ、風呂、その他で柔軟な腰筋(造語)を保って強化
を続けねば、また昨年のような、ソックスをはくのに3分かかる状
態になってしまう。気をつけよう。

そして今日は月曜日である。僕のBlogは不定期投稿ということで編
集部殿には大目に見てもらっているのだが、週末にはduty callsと
自らを励まし、多少のプレッシャーがかかる。先週末もあれこれ考
えてはいたが、ネタがなかなかあがってこない。そうして今日月曜
になってしまった。ネタというのは思いつくときは1分間に3つも
4つも思いつくのにね。

なので、今日はいつものテニスネタにて、うだうだしようと思う。
これだとBlogの5、6回分位はいつでも書けるかもしれない。

近年というか、もう10数年以上前からテニス界では強烈なトップス
ピン打ちが全盛となっている。素人は、テレビやライブで見る贔屓の
トッププロのスイングを真似したくなるのが人情だ。僕も例にもれず、
かっこだけのトップスピンを目指してウェスタン・グリップなど試し
ていた。しかしだ。昨年夏、ありがたいことに素敵なコーチを友人に
紹介してもらった。いかに馬鹿なスイングをしていたか、真っ先に指
摘されその日のうちに矯正された。いや、されたという過去形を使う
のは僭越、現在も猛練習中である。フラット・ドライブ、即ちラケッ
トに玉を乗せるようにして、ナチュラルに、かつ力強く運ぶ術を覚え
ずして、トップスピンなどはお話しにならないと。

僕は、特に仕事では、基本形習得派(これも造語)である。ベーシッ
クの習得無しに目先の仕事ばかりしたって、いくらたってもモノを習
得できないし新たな展開ができないという考えに100%同意するも
のである。ジャスティンのようなウェスタン・グリップでのフォアや
シングルバックを打ちたい気持ちはあっさりと捨て、「わかった、が
んばります先生」。

こうして4,5ヶ月経過した。僕のフォアは確実にフラット・ドラ
イブに近くなってきた。まだまだベースラインをオーバーすること
が多いが(玉が落ちないので難しいのです)、ネットに引っかかる
よりは良いと先生も云ふておられるので、この際、先生や仲間に甘え
てホームラン打とう。フラットドライブは、向こうのコートに深く落
ちて、バウンドしてからの玉が低い弾道をえがく。10本に1本でも
巧く打てればこれは快感である。この快感のためにテニスをやってい
る。更に、肘や手首に無理がかからないので、あまり若く無い体に故
障が出やすい年齢の人(一言でいうとオッサン)には、最適な打ち方
なのである。現在僕の課題は、インパクトで体が伸び切ってしまうこ
と、玉を見ていないときがあること、もっと縦スイングせねばならぬ
こと等々。なかなか体が覚えるまで時間がかかるものだ。多分、テー
クバックで左手をどこまで長くラケットに沿わせられるかが解になる
のではないかと先週発想して練習している。

ちょっと先生の話をする。今のところ、その先はフォア以外なにも教
えてくれない。強いて言えばサーブをちょろっと教えてくれるが、ま
ずは僕のフォアハンドをなんとかしようと真剣にしつこく継続してく
れているのだ。ちゃらちゃらボレーとか練習するまえに、基本である
フォアハンドを、僕の年齢と運動神経で可能な、最上のところまで持っ
て行きたいと思われているのではないか。こういう教え方は、また実
に僕の好みであり嬉しい。先生は、過去にワールドランキングの20
0位まで極めたプロプレーヤーであった。そして若い。そして長身の
美人、そう女性なのである。そして日本人でもある。倫敦で受けられ
るコーチとしては奇跡のような先生なのだ。まだまだ生徒はとれるよ
うなので、テニスが本当に巧くなりたい方、お子様に本格的なコーチ
をと考えている方、僕が保障します、良い先生です、こちらまで一報
下さい。

投稿者 lib : February 5, 2007 07:38 PM

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