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March 27, 2007

英国生活に馴れ過ぎた結果、、、、

darling.gif
先週は、歌舞伎を観るためにパリへと旅立った。
前日の晩に「9時30分頃にウォータールーに着けばいいね。」ダーリンと出掛ける時間を打ち合わせして寝た。
朝早く起きたものだから、いろいろ用事を済ましているうちに、なぜか9時30分に家を出ればいいと勘違いしていた私。
8時30分になったので、ダーリンをおこし、悠々とシャワーを浴びていると
ダーリンが「大変だ!!もう、出掛ける時間だよー。」と珍しく慌てている。
「えっ?。だって9時30分に出掛ければいいんでしょう?」とまだ、気づかない私。
「あのね。ユーロスターは10時10分に発車だよ!!」とダーリン。
大変だ!!!!!!
ドタバタ、ドタバタ、ドタバタ、ドタバタ、ドタバタ、、、と出掛けた2人。
家から、ウォータールーまでは最短でも40分はかかる。
計算上では、間に合いそうだが、その間に乗り換え1回がある。その上、チケットの発券もある。
こんな時に限って、乗り換えがスムーズにいかない。
イライラ、イライラ、イライラ、、、、、、
駅に着いた時に、普段めったに走らないダーリンにチケットの発券を頼み、私は荷物を持って後を追った。
チケットの発券が終わり、時計を見ると発車15分前。
改札も混んで人々が並んでいる。

こんな時は、女性はずうずうしい。
係員を見つけ、あと15分で発車するの。と言って、新しい改札を開けてもらった。
次は、セキュリティの荷物検査だ。
ここも並んでいるが前に行き事情を話すと、無言で荷物を載せてくれた。
ダーリンは??と振り返ると、律儀に並んでいるではないか。
こんなときに紳士をしても始まらないのに、、、。とダーリンを手招きして呼び、また、横は入りをさせてもらった。
ふー。やっと難関通過だ。
そして、イミグレーションも無事通過。
7分前に電車へ乗り込んだ。危機一発。
「でも、並んでも間に合ったかもね。」というダーリン。
「かもね。でも保障はないわよ。」と私の一言に反撃はもちろんできないダーリンだ。
しかし、ああ、疲れたー。でも、間に合ってよかった。

そして、3月25日(日曜日)の朝。
歌舞伎の公演日。
着物を着ていこうと決めていた私は 着替えに時間がかかるので、
前日ホテルに事情を話し、 チェックアウトを1時間延ばしてもらった。
ちょっと早めだったが、さっそく着替えにかかり、しばらくするとフロントからの電話。
「あの、チェックアウトの時間が過ぎましたので、部屋を掃除したいのですが、、、」との内容。
ダーリンは昨日の我々のお願いが伝達されていないと思い、
「昨日、チェックアウトを1時間延ばしてもらったんだが、伝言されているのかな?」と返答した。
すると「はい、聞いております。ですので、そのお時間が過ぎたので、お電話いたしました。」
ダーリン「?????」
フロント「本日よりサマータイムが始まりましたから、1時間早くなっている事はご存知ですよね?」
ダーリン「そうだった。・・・・・・・」
側で聞いていた私は、ドタバタ、ドタバタ、ドタバタ、ドタバタ、ドタバタ、、、、、
幸い友人が同じホテルでもう1泊するので、そこへ逃げ込み、着付けを無事終えた。
ふー、 疲れたー。でも、気がついてよかった。
だって、もし、その日も宿泊していたなら、フロントからの電話もなく、1時間遅れて会場に着いただろうね。
ああ、恐い。

そうそう、英国生活が長くなると緊張感がなくなりこんなことを起こしてしまうこともある。
パスポートを忘れ、ユーロスターに乗れなかったり、飛行機に乗れなかった 友人の話も聞く。
気をつけないとね。だんだん、海外旅行が国内旅行みたいな気がして、緩んでくるんだよね。

月曜日に出社して、同僚に私のストーリーを話したら、「えっ?サマータイムっていつからだっけ?」と聞く始末。
そういえば彼女、この日は1時間遅れて出社してきた。
そう、私が話すまでサマータイムで1時間早くなったことに気づかなかった彼女は、私よりも在英生活が長い。

投稿者 lib : March 27, 2007 11:39 PM

コメント

大変でしたね~。私も以前、カーフェリーでフランスに行って日帰りした事があるのですが、ちょうどその日にサマータイムが始まったので帰りのフェリーにあやうく乗り遅れそうになりました。
しかもフランスとは時差が1時間あるので、時差によって相殺されるのか?それとも2時間早くなるのか?と数字に弱い私たちは車の中でパニック状態になったことを思いだしました。

投稿者 Momo : March 29, 2007 10:25 AM

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