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November 08, 2005
アーセナル決勝トーナメント進出!
チャンピオンズリーグの試合を観にアーセナルのホーム、ハイバリーに初めて行った。
どんなゲームが観られるのか期待に胸を躍らせ早く着き過ぎてしまった。
おかげで選手の到着を全て見届けることが出来、ゲームの前の楽しみも存分に味わった。
選手、スタッフ共に試合開始1時間少し前に到着、もう少し早く来ていると思っていたが驚いた。試合数の多さを考えると当然なのか…。
このスタジアム(約4万人収容)は、近くに建設中のエミレーツスタジアム(約6万人収容)に移転するため今シーズンで幕を閉じる。
先祖代々アーセナルをサポートしてきた人達にとっては、感慨深いものがあるだろう。
聞いた所によると、シーズンチケットを取る為に、熱心なサポーターはスタジアムの近くに引っ越すほどの熱の入れよう。(地元居住者はチケット獲得が有利みたいだ)
それでもシーズンチケットを取る為に、何年も待ち続ける状況が未だに続いているそうだ。
スタジアム移転により少しでも多くのサポーターがチケットを手に入れることが可能になる。
私のような新参者にとっても非常に楽しみだ。
試合はホームのアーセナルが3-0でスパルタ・プラハを撃破。2試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。
引き分けでも次に進めることが出来たためと相手も引き気味に試合を進めていたので、迫力には欠けた試合だったが、ティエリ・アンリのゴールを見れた事はとても良かった。
観客を魅了するスピーディーでパワフルなプレミアリーグは、安定した観客動員数の維持によって良いサイクルが生まれている。
高額な年俸を手にする選手も多い。
その分の選手に対する期待は並でない。
しかし20才前後の若い選手のデビューが増える一方で、彼らが手にするマネーも大きいが、プレッシャーも相当なものだという。
チーム内での競争は勿論、マスコミやファン(味方ファンも含む)からの強烈な批判や嫌がらせなどにも堪えねばならない。
こちらでは良いプレーをすれば最大の評価がされるが、良くないプレーをした選手への対応は本当に日本とは比べ物にならない。
またコーチは当然だが、スポンサーやオーナーなどの期待にも応えなければならない。
華やかな世界の裏では、様々なプレッシャーが選手達を襲っているようだ。
アルゼンチンの英雄マラドーナが薬に手を出してしまったのも、計り知れないプレッシャーによるものだったのだろうか…。
しかしそのプレッシャーを乗り越えられるものだけが、真のプロフェッショナルとなるのだろう。
その厳しさがまた観客を魅了する。
アーセナルの本拠地Highbury
投稿者 lib : November 8, 2005 08:28 PM