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December 14, 2005
いろいろあった結婚までの道のり その3
呼び出しを受けた私たちを前にママの話が始まった。
私が反対してもあなたたちの意思は堅いでしょうけど,言っておきたいとこがあるという。
あなた達はいいけど、産まれてくる子供のことを考えたことはあるの?と聞かれた。
こんな田舎町だときっと差別されて、可愛そうな思いをするわよ。という。
はは〜ん、これは遠回しだけど私の事を言っているんだ。
日本では感じないけど、肌の色による差別をしっかり感じた。
悲しいけど仕方がない。夏の地下鉄に乗っているときに私でさえも感じた。
色白の私の肌でも、隣の人と比較するとうっすら黄色いのだ!!
でも、隣の人は、白ではなく、ピンクなんだよね。白人なんてそう、めったにいないよ。
ニコール・キッドマンぐらいだよ。白人は。
実は、みんなピンク人なのに、白人と言い張っているだけだよ。
だからあんた達も有色人種なんだよ。私と同じだよ。といいたいのを、
英語ができずにただママの話を聞いていただけだった。
そして、たった一言意地で言ったのは、「そんなことにぶつかっていける子供に育てます!!」とダーリンに通訳してもらったな。
そして、結婚式は一般的なレジスターオフィス(まあ、区役所みたいなものか?)で
結婚式と登録を済ませ、パーティをした。
ここで驚いた事にママの大活躍があった。
フラワーアレンジメントの腕前を披露して各テーブルに花を自ら活け、
女性の招待客には小さなお菓子を置き,ケーキのデコレーションは、
日本の国花「さくら」がいいだろうと、写真を探して持っていきデコレーションを頼むなど、
すばらしいオーガナイズをしてくれた。
後で聞いたら,ママ自身の結婚のとき自分の母親に反対され、
とうとう結婚式に来てもらえなかった悲しい想い出があるそうだ。
きっとそんな思いを息子にさせたくなかったのだろうな。
それにしても、反対よ!!と言っていたのに、なんて切り替えが早いんだろう。
すばらしい、ママだ!!
次の日、ママは疲れて寝込んでしまったそうだ。ありがとう、ママ。
これ以後、私はママを一目置くようになったのはいうまでもないが、
やはり、嫁、姑。
まだまだ、いろいろあります。
投稿者 lib : December 14, 2005 08:42 AM
コメント
すごく楽しく読ませていただきました。
本当に面白いです。いろいろあったにせよ素敵なお義母さまじゃないですか。
きっと寂しいんですよ。お義母さんを頼ってあげたらこういうタイプの人はぶつくさいいながらもおせっかいを焼いてくるんじゃないでしょうか。 仲良くがんばってください。
投稿者 Anonymous : December 20, 2005 11:47 AM
コメントありがとう!!
日本にいる友人の義理ママより恵まれていると思います。
嫌みをいわれてもわからないし(はは)、なんでもいいほうに考えるようにしています。これからもコメントお待ちしております。
萌絵
投稿者 萌絵 : January 8, 2006 02:13 PM