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January 10, 2006
Match of the Day
プレミアの試合がある土曜と日曜の夜に軽快な曲と共にFootballハイライト番組が 始まる。
その名も”Match of the Day”。
大抵は10:30pm から試合数にもよるが1時間から1時間半程放送される。
土曜日はリネカーがMCを務める。
私はこの番組を毎週非常に楽しみにしている。
なぜなら得点シーンは勿論だが芸が細かい。
ゲストが大抵2人(現役・引退した監督、選手、レフリー等)いて様々なコメントが飛び出す。
特に凄いのがオフサイドか、ハンドしたか、PKに値するファールかどうか等の判断が際どいシーンにおけるリプレイ&スローモーション。
何度も繰り返し微妙な判定についてVTRを駆使して議論する。
監督がゲストの時に、「あの判定は間違いだ!」と放送中に興奮してしまい
もう一人のゲストの選手が「まあまあ、今日は我々はゲストだから」と言ってなだめる一幕も。。。
逆にレフリーがゲストの時はこの判定は何故?とか説明を求められたり、
過去の微妙なジャッジメントをVTRで流されて嘲笑されたり。。。
ピレスが小細工をしようとして試合中にPKを失敗した日の放送は、
何故かリネカーが過去にPKを失敗したシーンのVTRが流された。
それでもゲストに皮肉なことを言われたリネカーは「Thank you!」と笑顔で答えていた。
台本通りなのか??
さらに日曜にはその節の良かったシーン、悪かったシーンをプレーとは一歩離れた視点から送る「2GOOD、2BAD」がある。
審判が選手とぶつかって蹴られてしまうシーンや、空振りの総集編、試合を観ずにプログラムを見てる観客のアップ、試合中お菓子を食べている子供をアップして、得点が入ってもまだ食べてます!などと言ってカメラがずっと追いかけてBADとしたり。。。
逆にサインを求めるファンのペンが落ちたのを拾ってあげた事や、コーナーフラッグが倒れたのを選手が直したGOODな事を褒め称えたり。
よくカメラマンが追いかけているな、と思うほど技術以外の部分も色々なシーンを集めている。
イングランドの粋な?文化を垣間見てる気がする。
3日のアーセナル V マンU戦
投稿者 lib : January 10, 2006 09:49 AM