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April 30, 2006
日本語教育
息子がナーサリー(幼稚園)に通い始め、一学期を終えた。
この3ヶ月の間に、いろいろと新しい言葉を覚えてきた。
それ自体は喜ばしいことなのだが、どうも言葉の内容が気になる。
別に汚い言葉を使うわけではないが、
「覚えてくる言葉」 = 「自分が言われた言葉」
だと思うので、息子の幼稚園での行動パターンが目に見えるようだ。
ちなみに彼は、唯我独尊の「オレ様」タイプである。
覚えてきた言葉の代表的なものとしては、
“It’s my turn!”
(あーあ、おもちゃを独り占めして、他の子に貸してあげないのかな。)
“Stop pushing !”
(おもちゃの取り合いになって他の子を突き飛ばしちゃったか。息子よ、頼むから暴力はやめてくれ。)
“Naughty boy!”
(突き飛ばされた子から返された。ごもっともです。)
“Go away!”
(そこまで言われた?お友達を失わないように、みんなと仲良く遊ぼうね。)
以前は日本語の方が分かるような気がしたが、ナーサリーに通いだしてからは英語の方が得意になったようでもある。
私が日本語で何か言っても、英語で返すことが多い。
「ナーサリーに通うようになって、せっかく覚えた日本語を使わなくなった」
と心配するお母さんも多いようだが、息子の場合はもともと言葉が遅かったので、何語でもいいから少しでも語彙が増えてくれるのは喜ばしい。
あと数年すれば、どうせゲームボーイでもねだられるだろうから(彼は3歳にしてコンピューターゲームにハマっている)その時には日本製のゲームボーイと日本語の攻略本を買い与えれば、必死で読むだろう。
それを日本語教育とすればいいかな、と思っている。
何事も、好きこそ物の上手なれ、ですから。
投稿者 lib : April 30, 2006 09:37 PM