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May 03, 2006
ジェントルマン度
英国人の男性は、まだまだ紳士的な振る舞いが多い。
先日は、お昼に夕食の材料を購入して、会社に戻る途中に思いっきり転んだ。
膝小僧が剥けてしまうほど、ダイナミックに転んだ。
こんなときは、恥ずかしいのよね。
みんな見ているから。。。
そんな気まずいときに、さっと手を差し伸べてくれるのが、英国人男性!!(英国に住んでいる男性という意味です)
「大丈夫ですか、お嬢さん」
とはさすがに私にはいわないが、
「大丈夫?」と声をかけてくれる。
そして、そこらじゅうにぶちまけた野菜やヨーグルトなどの買い物した商品を拾い集めてくれる。
蓋がついたスープなんて、蓋が取れ、中身が飛び出している。
すごいのは、それをすくうかのように、拾おうとしているのだ。
「それは、拾わなくても大丈夫よ」と声をかけなければ、なんとか拾って、ポットに戻してくれそうだった。
凄すぎる。
しかし、いい気分だった。
おとといは、駅のホームで手帳に挟んであった、紙の束をホームにバラまいてしまった。
電車がホームに入ってきているにも関わらず、拾い集めてくれたのも英国人男性。
感謝!!
ドアも後に来る人のために開けておいてくれるなど、英国にいるといい思いをすることが多い。
我が家のダーリンは、どうか。
半ば日本化しているせいか、英国人紳士のようなジェントルマンな態度がない。
というのか、いままでもしていなかったようだ。
先日もレストランを出て行くときに、ドアが私の目の前で閉まった。
ドアを抑えていたダーリンの手を離すタイミングがズレたのだ。
「もう、ジェントルマンじゃないんだからー」とイヤミをいうと
「すぐ後から、来ているので大丈夫だと思ったんだよ」
という言い訳をする。
ちゃんと確認していないんだよねー。
そこへ一緒にいたダーリンの同僚のイタリア女性が
「そうそう、ちょっとジェントルマン度がたりないと思っていたのよ。」
というではないか。
そうか、ダーリンはみんなにもサービスをしていないのか。
これは、問題だ。
私にはいいからみんなにはサービスしてよね。
いやいや私にもしてよね。
と言いたいが、これは強制できるものでもないので、
どうしたもんだろうか。
「ダーリン、ちょっと。この英語の意味なんていうの?」
「ねえ、コレとって。」
「あそこへ買い物に行きたいから、連れて行ってね」
ダーリン曰く、どうも日々の注文が多く、お疲れ気味でこれ以上、人に気を使えないよ。と言われてしまった。
その原因て、もしかしてワタシ??かしら??
投稿者 lib : May 3, 2006 03:39 PM