July 17, 2006
フィオナ 番外編
ここで勝手に話のネタにしていたら、虫が知らせたのか隣のフィオナから夕食に招待された。
あら嬉しい・・・と思ったのもつかの間、よくよく話を聞くとチャイニーズ・ヌードルが大好物のフィオナの娘たち(16歳と13歳)に、香港出身の夫が作り方を実演して見せる趣向だという。
どっちがどっちに招待されるのか微妙なところ・・・。
それよりも夫、いつの間にそんな話をまとめていたんだ。
フィオナチームは飲み物とデザートを用意するという。
私だけ何もしないのもナンなので海苔巻きを作ることにした。
(ただし実演は自信がないので家で作って持参した)
夫がヌードルを作っている間にスターターとしてつまんでもらえばよいだろう。
鉄火巻とかっぱ巻を見せると、フィオナの娘達にも
「ク~~~~ル!!!」
とお褒めの言葉をいただいた。
(日本のお茶碗や食器などもこちらの若い子に見せると、『クール』と言われることが多い。クールだったのね。)
「チャイニーズ・ヌードルの作り方を教えてもらいたい」と夫に頼んだ筈の娘達だったが、食べる事に専念し料理にはあまり興味のない様子。
(余談だが、うちのダンナは料理が上手い。
特に中華鍋を持たせると、あの周富徳先生(古いか?)が乗り移ったかのような『炎の料理人』と化す)
夫の「チキン炒麺」と「シーフード上海麺」も美味しくいただき、デザートはフィオナ特製「ストロベリーアイスクリーム」。
さすがフィオナ、苺を惜しげなく使い(1Kgも使ったそう)ひじょ~に苺濃度の高いアイスクリームだった。
ああ美味しかった。
食事の間、息子はフィオナの末っ子(5歳)とずっと遊んでいたので全く手がかからなかった。
なにしろ家の中もガーデンも広いので、飽きない飽きない。
息子の存在をこれほど気にせずに食事ができたのって、彼が生まれてから初めてかもしれない。
インテリア雑誌に出てくるような広くて美しいキッチン。
娘達も間近で見ると本当に可愛い。
そして天使のようなフィオナの息子。
どこを見ても「美しい」フィオナ家。
ワインのせいもあって、私はすっかり気分がよくなった。
帰り際に
「本当に美味しいスシだったわ。今度うちでパーティーをするときに作ってもらえるかしら?」
とフィオナに聞かれた私は、気がつくと
気がつくと
「Of course!!」
と答えていた。
はっ。
私も知らず知らずのうちに、フィオナ応援団の中に組み込まれている?
投稿者 lib : July 17, 2006 11:37 PM