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January 16, 2007

里帰り(その2)

darling.gif
最近、ともかく飛行機に乗るには、セキュリティチェックが 頭の痛い所。
12月のあの列は凄かった。日によっては靴を脱げと言われたりするらしいが、
コートも脱ぎ、ジャケットも脱ぎ、いつかはヌードにならないといけないのかもしれないな。
荷物は1つ。これも結構うるさかった。
あるアジアの女の子は、ハンドバックと手提げ鞄を持っていた。
ラップトップを持っているらしく、2つの荷物になってしまったらしい。
「この飛行機に乗らないとこまるのよー。」と半泣きで頼んでいた。
注意した係員もともかくはみ出してもいいから1つにして。
とさすがにいい加減な英国でもこれは守らせていた。ふー。疲れるね 。

次にパスポートコントロール。
出国する時は問題ないが、 レジデントのピザを持つ私でさえも帰国はいつも緊張してしまう。
スムーズに入国できなかった事件は以前書いたが、私にはどうもトラウマになっているらしい。
知り合いは、ともかくバシッとした身なりをしていれば、いつもなんの質問もされないよ。自慢していた。
まあ、 私に限らず外国人の我々は、いつもこの関所越えはできればないほうがいいと思っているだろう。
そんな関所アレルギーの方に朗報です!!
帰国時がラクラクのアイリス(先週「ご存知」で紹介)を試してみました。

出国する際に、私のパスポートをパラパラとみて、
「あなたは、ちょくちょく海外に行くのでしょう?だったら、アイリスに登録したら?」と言われた。
アイリス??それってなに??
すぐ横に小さな部屋があり、ここで登録できるという。
面白そうと登録してみることにした。
視力テストのような機械で眼球の虹彩を撮影するそうだ。
そのデータとパスポートのデータでどうも私という情報を作るらしい。
時間としては、5分で登録終わりだ。
あまり人気がないのか、誰もいなかった。
英国人用には、もっと高度な?指紋と一緒に認識する登録もあったようだ。
ダーリンも登録してみようとしたが、パスポートのタイプが古くて無理だった。
残念。

さあ、日本からヒースローに着き、いつものパスポートコントロールの場所に行くと,
EU, NON-EUとIRIS(アイリス)と書かれたコーナーがあった。
やったー!!誰も並んでいない。

さっそく登録時にもらって読んだパンフレットを思い出し、ゲートに入った。
途中に眼球を確認する機械がある。
そこを見つめていると、私と確認できたのだろう、ゲートが開いた。
その所要時間1分。
例のパスポートコントロールのオジさんやオバさんの「あなたここに住んでいるのね?」という質問は一切なし。こんな気持ちのいい関所超えは初めてだ。
EUの列に並んだダーリンを見ると、まだ、キューの中。
やったー!!私の勝ちだ!!!?

快適なので、みなさんもぜひ登録してみて。
詳細はwww.iris.gov.uk

最近のニュースでどうもこのシステムに信頼性がないということで、導入を決めた労働党が批難されたらしいが、続けてほしいなー。
このシステム、

投稿者 lib : January 16, 2007 05:16 PM

コメント

早くていいですよねーアイリス。
出張の多い夫がまず登録し、その素晴らしさを私と4歳の息子も!とアイリス事務所(?)に行ったのですが、子供はダメとのこと。何歳以上、とかではなくて、自分で機械の前に立てる背の高さにならないとだめみたいです。
残念!

投稿者 シナボン : January 19, 2007 12:13 PM

アイリス事務所。いいネーミングですね。そうですか、お子様が目を読む機械の高さに成長するまで、シナボンさんは、お子様と通常通りEU外で並ぶんですね。残念ですね。

投稿者 COCO : January 22, 2007 12:24 AM

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